開講年度 2006
教育課程名 昼間コース 主専門教育課程 共通科目
授業科目番号 7
授業科目名 解析B
開講曜日と時限 金曜日3〜4時限(10:25〜11:55)
教室番号 N208
開講学期 後期
単位数 2単位
対象学科・学年 応用化学科1年
必修・選択の別 必修
授業方法 講義
担当教員 高坂良史 (KOHSAKA,Yoshihito)
教員室番号 N358
連絡先(Tel) 0143-46-5803
連絡先(E-Mail) kohsaka@mmm.muroran-it.ac.jp
オフィスアワー 水曜日 16:15〜17:45
金曜日 12:15〜12:55
授業のねらい 工学部のどの課程でも必要となる数学の基礎知識の1つである微分積分学に関する内容を講義する。解析Bでは1変数関数の積分および多変数関数の極限・連続性・偏微分法を理解することを目的とする。
到達度目標 1) 1変数関数の積分の基本的な概念を理解し,定積分・広義積分の値を求めることができる。
2) 多変数関数の連続性の概念を理解することができる。
3) 多変数関数の極限や偏微分法の基本的な概念を理解し、多変数関数の極限や偏導関数を求めることができる。
4) 多変数関数の極値および条件つき極値を求めることができる。
授業計画 第 1週:原始関数(1)
第 2週:原始関数(2)
第 3週:定積分の定義と性質
第 4週:定積分の計算
第 5週:広義積分(1)
第 6週:広義積分(2)
第 7週:2変数関数の極限と連続性
第 8週:偏導関数
第 9週:全微分
第10週:合成関数の偏微分法
第11週:高階偏微分
第12週:極値(1)
第13週:極値(2)
第14週:条件つき極値(1)
第15週:条件つき極値(2)
教科書及び教材 溝口宣夫・五十嵐敬典・桂田英典・他4名 著
「理工系の微分・積分」 学術図書出版社 定価1,900円+税
室蘭工業大学数理科学講座編
「微分・積分の要点と演習」 (前期開講『解析A』で配布)
参考書 微積分の本は数多く出版されているので、図書館などで自分に合ったものを探し、参考にして下さい。
成績評価方法 レポート又は演習(複数回実施し合計で100点満点)、定期試験(100点満点)で評価し、その成績の比率が60%(120点)以上の者を合格とする。
履修上の注意 ・レポート又は演習を複数回課す予定である。
・不合格者には追加認定レポートを課すか、再試験(100点満点)を実施する。再試験の場合は60点以上を合格とする。再試験に不合格の場合は再履修すること。
教員からのメッセージ 定期試験・レポートの解答にあたっては採点者が読みやすいものになるよう心がけること。授業で分からない箇所があったら、そのままにせず、気軽に質問に来て下さい。
学習・教育目標との対応 この授業の単位修得は、応用化学科の学習目標の、「A. 語学、数学、自然科学、及び情報技術等の基礎知識を身につける」に対応している。また、JABEE基準「1:(1)−(c) 数学、自然科学及び情報技術に関する知識とそれらを応用できる能力」に対応している。
関連科目 この科目の履修にあたっては、1年次前期開講の解析Aを履修しておくことが望ましい。
その他