授業のねらい |
現在日本は産業のグローバル化自体は順調に推移しているが、外交上は多くの問題を抱えている。例えば教科書問題,靖国参拝問題等に関しては、日韓の了解を得られぬどころか、外交カードとして使われ、窮地に経たされている。 前半は、産業のグローバル化に関して、自動車,航空機を中心に学び、社会に巣立つ前に日本の強みを理解する。 後半は、混迷する日本の外交問題を取り上げ、この難関を如何に切り抜け、良好な国際関係を築いて行けるか、正解なき難問に取り組み共に考える。
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授業の目標 |
1 日本の強みの理解 2 正解なき難問への挑戦 3 異文化理解と交流促進 |
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授業計画 |
(第1週) 自動車産業1:ドイツ車と日本車の性能比較 (第2週) 自動車産業2:アメリカで日本車が受けるわけ (第3週) 自動車産業3:開発途上国での日本車の関わり 〔第1回レポート〕
(第4週) 航空機産業1:第二次大戦中/戦後の名機 (第5週) 航空機産業2:日欧米合作機”ボーイング777”の登場 (第6週) 航空機産業3:欧米の開発競争における日本の関わり(エアバス超大型A380機 vs. ボーイング中型787機) 〔第2回レポート〕
(第7週) 歴史教科諸問題1:日本vs.韓国 (第8週) 歴史教科諸問題2:日本vs.中国 (第9週) 歴史教科諸問題3:まとめ 〔第3回レポート〕
(第10週) EU拡大と主導権争い (第11週) ASEANの拡大と主導権争い (第12週) 日本の国連受任理事国入り問題 〔第4回レポート〕
(第13週) 今後の日本外交 (第14週) 纏め (第15週) テスト |
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教科書及び教材 |
前半:なし 講義資料は基本的に配布しない。但し、授業直後にWEBに掲載し、自由に復習可能な状態にする。 第7〜9週:鳥海 靖著「日・中・韓・露 歴史教科書はこんなに違う」扶桑社¥1,600 |
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参考書 |
レポートに作成時に参考となる資料は、必要に応じて配布する。 |
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成績評価方法 |
60点以上を合格とする。その成績は,定期試験60%,レポート40%の割合で評価する。レポートに関しては、基本的に3回目の講義が終わった毎に授業中に課し、約30分で自分自身の考えを纏め提出する。レポートは、質問の要点を外さず、背景を理解した上で、自分の考えを明示できているものを、高く評価する。(考え方の違いは問わない。) |
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履修条件等 |
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教官からのメッセージ |
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その他 |
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