授業のねらい |
人間科学は極めて広範な領域ですが、ここでは対人援助のアプローチについて体験的に学んで行きます。簡単なカウンセリング関連の演習・トレーニングを中心とし、これに加えて対人援助に関するトピックの紹介、関連文献の購読等を行います。 |
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授業の目標 |
(到達目標) A.日常の対人場面において、カウンセリング関連のスキルのいくつかを用いることができる。 B.社会的場面において、システミックな視点の転換を行い、あるいはメタポジションをとることができる。 C.自らの存在の関係性に気づき、その説明ができる。 |
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授業計画 |
次のとおり行う。 1)講義:カウンセリングとその歴史 2)講義:カウンセリングの領域 3)〜5)演習:カウンセリングの基本的スキル演習 6)〜8)演習:面接の手順 9)講義と演習:スーパービジョンとねぎらい 10)講義:生活場面でのカウンセリング(親子の対話、職場でのコーチング) 11)トピック紹介:ナラティブ(物語)アプローチ 12)講義:人間関係におけるシステム論 13)文献講読(予定):社会構成主義(Organization Science as Social Construction : Postmodern Potentials ,Gergen,K.J. , 2004) 14)講義:モダンとポストモダン 15)講義:情報化社会に生きる人々(過剰な情報刺激、無知の知) ※上記順序が基本であるが、実施に当たっては最も効果的となるよう、演習等の実際の進行状況にあわせて、適宜順序を入れ替えることがある。 |
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教科書及び教材 |
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参考書 |
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成績評価方法 |
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履修条件等 |
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教官からのメッセージ |
工学とはまた違った視点から自分の周りを見つめる機会です。これからのあなたに、きっと役に立つことと思います。 |
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その他 |
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