授業のねらい |
二十世紀の後半に生まれた分子遺伝学はその後DNA分子操作技術の驚異的発展から、遺伝子工学という分野を産んだ。遺伝子工学とは遺伝子であるDNAにさまざまな操作を施し、人間を初めとする生物の諸機能を解明する道具となっただけでなく、実際に生物の遺伝子を改変して新しい質を作り出すところまで来た。本講義の狙いはその技術の持つ陰と陽の部分を学ぶとともに、遺伝子工学の諸技術の到達点を学ぶところに置く。 |
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授業の目標 |
DNA,RNA,遺伝子の構造を理解する。遺伝情報が伝達される機構を理解する。遺伝子操作を可能とした技術の発展について理解する。細菌遺伝学とウイルス遺伝学を理解する。動物・植物における遺伝子操作の実例を通して、現代的遺伝子工学の到達点を理解する。 |
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授業計画 |
第一週 遺伝子工学を可能にした諸技術の発展 第二週 同上 第三週 同上 第四週 モルガン遺伝学 第五週 細菌・ウイルス遺伝学 第六週 同上 第七週 ダーヴィンの進化論と進化の中立説 第八週 同上 第九週 DNAの複製 第十週 DNAからRNAへ 第十一週 蛋白合成 第十二週 蛋白合成制御 第十三週 動物に適用される遺伝子工学 第十四週 植物における遺伝子工学 第十五週 遺伝子治療
定期試験 |
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教科書及び教材 |
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参考書 |
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成績評価方法 |
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履修条件等 |
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教員からのメッセージ |
tadao@mmm.muroran-it.ac.jp
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その他 |
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