科目概要

対象年度
2005
教育課程名
博士前期課程 専攻別科目
授業科目名
化学工学特論
Subject Name
 Advanced Chemical Engineering
単位数
(1)
必修・選択の別
選択
対象学科・学年
応用化学専攻 1年
開講時期
前期
授業方法
 講義と演習
担当教員
 田中裕敏
教員室番号
 H-307
連絡先(Tel)
連絡先(E-Mail)


シラバス

授業のねらい
 プロセスを進めるには経済的、技術的および環境への影響等にくわえ安全管理が要求される。そのため原料確保から生産管理まで、物性値、熱力学および反応工学に基づく物質収支、エネルギー収支を厳密に行う必要がある。それらの事をふまえ論理的考え方を重視し、収支量論から講述する。
授業の目標
 複雑な化学工程の物質およびエネルギー収支を求める手段として、数学的要素を正しく用いて解析に必要な技術を習得する。
授業計画
 (1)数学的解法
     実験デ-タ-に基づく数式の立証、
     積分の応用
 (2)複数のプロセスで構成された物質収支
     直列結合系、 分岐流と合流、
     循環操作、非定常流通操作
 (3)プロセス熱収支(混合物の精留塔での熱量)
 (4)化学反応を含む熱収支
     溶液の熱化学、化学反応器における熱化学、
     物質収支工程と断熱反応での熱損失、
     燃料と燃焼(重油、硫黄の燃焼等)
 (5)経済収支
教科書及び教材
 必要に応じプリント配布
参考書
 化学工業の数学的解法I、山崎三郎監修
 化学工学量論、江口弥
 化学機械の理論と計算、亀井三郎編
成績評価方法
 出席状況、テスト、レポ−トで評価
履修条件等
教員からのメッセージ
その他