授業のねらい |
プロセスを進めるには経済的、技術的および環境への影響等にくわえ安全管理が要求される。そのため原料確保から生産管理まで、物性値、熱力学および反応工学に基づく物質収支、エネルギー収支を厳密に行う必要がある。それらの事をふまえ論理的考え方を重視し、収支量論から講述する。 |
|
授業の目標 |
複雑な化学工程の物質およびエネルギー収支を求める手段として、数学的要素を正しく用いて解析に必要な技術を習得する。 |
|
授業計画 |
(1)数学的解法 実験デ-タ-に基づく数式の立証、 積分の応用 (2)複数のプロセスで構成された物質収支 直列結合系、 分岐流と合流、 循環操作、非定常流通操作 (3)プロセス熱収支(混合物の精留塔での熱量) (4)化学反応を含む熱収支 溶液の熱化学、化学反応器における熱化学、 物質収支工程と断熱反応での熱損失、 燃料と燃焼(重油、硫黄の燃焼等) (5)経済収支
|
|
教科書及び教材 |
|
参考書 |
化学工業の数学的解法I、山崎三郎監修 化学工学量論、江口弥 化学機械の理論と計算、亀井三郎編
|
|
成績評価方法 |
|
履修条件等 |
|
教員からのメッセージ |
|
その他 |
|