科目概要

対象年度
2005
教育課程名
博士前期課程 専攻別科目
授業科目名
応用計測特論
Subject Name
Adovanced Applied Instrumenntation
単位数
2
必修・選択の別
選択
対象学科・学年
応用化学専攻 1年
開講時期
前期
授業方法
講義
担当教員
吉田豊(YOSHIDA,Yuataka)(応用化学科、化学プロセス工学講座)
教員室番号
H304
連絡先(Tel)
0143-46-5766
連絡先(E-Mail)
gityoshi@mmm.muroran-it.ac.jp


シラバス

授業のねらい
化学工学のみならず工学全般に用いられる計測技術について原理や方法の基本的事項に関する説明、ならびに最近の動向や実用例の得失などについて講義及び意見交換を行う。
授業の目標
この講義では次の項目に着目する。
1)化学プロセスにおける諸現象や物性などの計測。
2)生活、労働環境における大気汚染や水質汚濁などの計測。
3)各種センサーの原理、感度、精度などと通信や集中監視システム。
4)レーザ、赤外線などの光波を用いた計測と応用。
5)各自の研究テーマの計測目的と計測方法。
授業計画
講義は主に用意した資料を使用し板書形式を併用する。
第1〜3週
 講義の概要及び化学プロセスおける物理的、化学的諸現を例に関係する機械的性質、熱物性、電気物性、磁性、光物性などに対する計測法などについて説明する。
第4〜6週
 大気汚染や水質汚濁などの環境汚染について、生活、作業環境における環境基準に対する測定項目や計測方法などについて説明する。
第7〜9週
 環境計測を中心として各種センサーの計測原理や計測範囲、感度や精度などの特徴と光ケーブルなどの通信システムや集中監視システムについて説明する。
第10〜12週 
 電磁波を用いた計測について、特にレーザ、赤外線などの光波を用いた計測原理や計測方法ならびに光波の特性に基づく応用性について説明する。
第13〜15週
  各人の研究テーマにおいて計測に関する現状や要望などについて意見交換する。
教科書及び教材
講義に関する資料などは適宜配布する。
参考書
・大山正「大気と水の化学概論」コロナ社(附属図書館蔵)
・早川宗八郎「粉体物性測定法」朝倉書店(附属図書館蔵)
・計量管理協会光「計測のニーズとシーズ」コロナ社(附属図書館蔵)
・大西義英「計測工学」理工新社(附属図書館蔵)
・西山卯三他「現代環境工学概論」オーム社(附属図書館蔵)
成績評価方法
レポート、口頭発表を総合して評価する。
履修条件等
特になし。
教員からのメッセージ
特になし。
その他