授業のねらい |
たとえば鉄鋼材料では表面の環境との相互作用である腐食を抑制するため、塗装などによる被覆が行われ、あるいは意匠性付与のためにめっきが施されている。これらは古くから知られている表面処理であるが、いっぽう近年では材料表面に機能と性質を付与し新しい材料を創製する試みが盛んに行われている。本講義では材料表面の性質、表面処理技術各論といった工学基礎を紹介した後、表面の特性をはかる技術を述べ、最後に表面処理技術が社会にどのように貢献あるいは貢献しようとするのかを用途別に紹介する。 |
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授業の目標 |
1.表面の化学的・物理的特異性を理解し、表面処理の意義を理解する 2.各種表面処理法について理解する 3.求められる表面特性にたいして適切な表面処理プロセスを設計できる |
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授業計画 |
1.ガイダンス、序論(1回):授業のあらまし、表面処理の目的、表面処理の応用 2.材料表面の性質(2回):清浄な表面、表面の反応性、金属表面の腐食と不働態 3.ウェットプロセスによる表面処理(3回):電解めっき、無電解めっき、陽極酸化、化成処理 4.ドライプロセスによる表面処理(3回):PVD,CVD,イオン注入、ドライエッチング 5.表面分析(4回):電子分光、光学応用計測、イオンプローブ、電気化学測定法 6.表面処理技術の工業的利用の現状と将来展望(2回)防食コーティング、電子デバイス、磁気記録・記憶媒体、表示デバイス、装飾コーティング |
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教科書及び教材 |
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参考書 |
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成績評価方法 |
講義への参加状況、発表内容、レポートの内容をおおむね3:4:3で積算し60点以上を合格とする |
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履修条件等 |
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教員からのメッセージ |
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その他 |
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