授業のねらい |
固体物性論の基本となる、結晶構造および結晶物理学の基礎知識を概説し、 Intemational Tablesを活用出来るようになることを、講義の目的とする。 さらに、High-Tc酸化物超伝導体の結晶構造についての解説もおこなう。 |
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授業の目標 |
対称操作を理解する。 結晶の対象性を理解する。 空間群の示す、対象性を理解できるようにする。 |
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授業計画 |
・対称操作 対称操作の基本となる回転を中心とした点対称操作、らせん操作などのその他の対称操作についても解説する。 ・結晶の対称性 点対称操作の理解に基づき、これを結晶構造に適応した、7結晶系、14ブラベー格子、32結晶点群について各々説明を行う。 ・空間群 対称操作にその他の対称操作を加えることによって得られる、230個の空間群について説明するとともに、 いくつかの空間群について詳しく解説する。 ・酸化物超伝導体の結晶構造 空間群の理解に基づいて、酸化物超伝導体の結晶構造についての解説を行う。 授業は、講義形式および輪講形式でおこなう。 |
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教科書及び教材 |
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参考書 |
参考書:(1)Bums&Glazer:Space Groups for Solid State Scientists:Academic Press (2)バーンズ「結晶としての固体」東海大学出版 |
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成績評価方法 |
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履修条件等 |
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教員からのメッセージ |
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その他 |
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