授業のねらい |
電気回路理論の総合的および実用的な理解を図るべく、現実的な解析、設計方法を修得する。 |
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授業の目標 |
1.電気回路の基礎知識を複合的に結びつけることができる。 2.現実の電気電子回路内で生じる現象を複合的に考察、解析できる。 3.現実的な電気回路を設計できる。 4.電気回路論を用いて他の物理現象を考察できる。 |
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授業計画 |
1.電気回路復習(3週) | 回路方程式、分布定数線路、過渡現象、演習問題 | 2.伝送線路(2週) | 通信への応用、測定への応用、演習問題 | 3.共振回路(2週) | フィルタの設計、高周波回路、演習問題 | 4.過渡現象(3週) | 高電圧発生、パワーエレクトロニクス回路設計、電子回路での応用、演習問題 | 5.回路類推(3週) | ダイナミカル・アナロジー、各種トランスドゥーサの設計・解析、演習問題 | 6.回路解析(2週) | グラフ理論、回路シミュレーション、プリント基板への応用、演習問題 |
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教科書及び教材 |
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参考書 |
学部教育課程で用いた教科書、参考書 例えば 1.平山 博、 大附辰夫 著「電気回路論」 電気学会 オーム社 2.小亀英巳、石亀篤司 著「基礎からの交流理論」 電気学会 オーム社 3.菅 博、堀井仙松 著 「図説 電気回路要論」 産業図書 4.片岡昭雄 著「パワーエレクトロニクス入門」 森北出版 など。
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成績評価方法 |
レポート(40点満点),期末試験(60点満点)で,合計 60 点以上を合格とする。 再試験は実施しない。正当な理由が無く、4回以上欠席した者は成績評価の対象としない。 |
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履修条件等 |
学部教育課程の電気回路を復習しておくこと。電卓を用意すること。 |
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教員からのメッセージ |
電気回路論は最も良く体系化された学問です。 実際にはアナログ・デジタル電子回路、エネルギー変換回路などと共に扱われるため、総合的な回路技術を身に着けることを心がけて下さい。
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その他 |
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