科目概要

対象年度
2005
教育課程名
博士前期課程 専攻別科目
授業科目名
推進工学特論
Subject Name
Advanced Aeroapace Propulsion
単位数
1
必修・選択の別
選択
対象学科・学年
機械システム工学専攻 1年
開講時期
後期
授業方法
講義形式
担当教官
棚次亘弘
教官室番号
S206
連絡先(Tel)
0143-46-5315
連絡先(E-Mail)
tana@mmm.muroran-it.ac.jp


シラバス

授業のねらい
航空および宇宙空間におけるジェット推進の基本原理を理解し、熱流体力学よび電磁気学と推進機関の特性との関係を理解する。
実用化されているロケットエンジン、ジェットエンジン、電気推進エンジンの基本構造や機能を理解する。
授業の目標
1.ジェット推進(空気吸い込み式エンジン、ロケットエンジン)の性能や  機能を原理に立ち返って評価できるようになる。
2.実用化された推進エンジンの構造や機能が把握できるようになる。
3.簡単な推進エンジンの性能を評価できるようになる。
授業計画
第1回:ジェット推進の基本原理
第2回:熱力学的推進の基礎
第3回:液体ロケットエンジン
第4回:固体ロケットモーター
第5回:空気吸い込み式エンジン
第6回:電気推進、光推進
第7回:原子力ロケットエンジン
教科書及び教材
講義ノート、資料を配付する。
参考書
J.L.Kerrebrock著、梶 昭次郎訳「ジェットエンジン概論」(東京大学出版会)
木村逸郎「ロケット工学」(養賢堂)
成績評価方法
講義終了後、課題を与え、レポートを提出し、100点満点で評価する。60点以上を合格とする。
履修条件等
熱力学、流体力学、電磁気学の基礎が理解できていること。
教官からのメッセージ
実用化されている各種の航空および宇宙用の推進エンジンの性能や機能をジェット推進の原理や熱流体力学、電磁気学の基本から理解し、評価することによって、性能・機能の改善や革新に着目できる素養を身につけて下さい。
その他