| 授業のねらい |
| 材料，機械及び構造物の強度や変形に関する材料力学は機械や構造物の安全設計の基礎として広く他の工学分野に応用されている．学部段階では作用する外力は静的負荷と仮定して議論が展開されているが，実際には，例えば自動車の衝突や直下型地震に見られるように，動的負荷や衝撃負荷を考慮する必要がある．動的負荷や衝撃負荷下における材料，機械及び構造物の強度や変形に関して講述する． |
|
| 授業の目標 |
１．衝撃荷重下における材料，機械及び構造物の強度と変形挙動の理解．
２．実際的な諸問題への応用． |
|
| 授業計画 |
１．材料の静的・動的挙動
２．弾性波の伝播理論
３．衝撃実験法
４．材料の動的構成方程式
５．塑性波の伝播理論
６．機械・構造物の衝撃変形強度． |
|
| 教科書及び教材 |
１．臺丸谷政志，小林秀敏 共著，「基礎から学ぶ材料力学」，森北出版， (発行2004.4)
２．配付プリント |
|
| 参考書 |
(1) W. Johnson，”Impact Strength of Materials”， Edward Arnold， 1972.
(2) 林卓夫，田中吉之助編著，「衝撃工学」，日刊工業新聞社，1988. |
|
| 成績評価方法 |
|
| 履修条件等 |
| 学部における材料力学 I， II 及び大学院材料力学特論を履修していること． |
|
| 教員からのメッセージ |
|
| その他 |
|