授業のねらい |
様々な場面で、気体を理想気体とみなすことが適当でなくなる場合があるが、その物理的背景を理解すること。 |
|
授業の目標 |
理想気体の適用限界を見極めることが出来ること 原子分子の微視的運動と熱力学的巨視量の関係を理解することが出来ること
|
|
授業計画 |
第1週目 統計力学の紹介、状態の巨視的/微視的記述 第2週目 量子力学的エネルギー状態、エネルギー状態の分布 第3週目 熱力学的変数、並進エネルギーに関する現象 第4週目 内部エネルギーに関する現象、単原子および2原子気体 第5週目 化学反応系と質量作用の法則、平衡状態の気体の性質 第6週目 対称2原子気体と理想解離気体、電離気体 第7週目 混合気体の性質、平衡状態の空気の性質
|
|
教科書及び教材 |
W.G. Vincenti & C.H. Kruger, Jr. Introduction to Physical Gas Dynamics Krieger Publishing Company, Malabar, Florida ISBN: 0-88275-309-6 |
|
参考書 |
|
成績評価方法 |
レポート50点、試験50点の計100点で60点以上を合格とする
|
|
履修条件等 |
学部4年の宇宙工学(または 旧カリキュラム:宇宙環境利用工学)を履修していることが望ましい |
|
教員からのメッセージ |
7.5週の講義で盛りだくさんですが、しっかり勉強してください |
|
その他 |
|