科目概要

対象年度
2005
教育課程名
博士前期課程 専攻別科目
授業科目名
制御工学特論
Subject Name
Advanced Control Engineering
単位数
1
必修・選択の別
選択
対象学科・学年
機械システム工学専攻 1年
開講時期
前期
授業方法
講義
担当教員
疋田弘光(HIKITA, Hiromitsu) 
花島直彦(HANAJIMA, Naohiko)
(機械システム工学科・設計制御工学講座)
教員室番号
A-211(疋田)、A-209(花島)
連絡先(Tel)
0143-46-5345(疋田)、0143-46-5340(花島)
連絡先(E-Mail)
hikita@mondo.mech.muroran-it.ac.jp 
hana@mondo.mech.muroran-it.ac.jp 


シラバス

授業のねらい
ディジタルコントローラを設計する方法は大きく分けて2つある。連続時間系である制御対象を離散時間表現し、この離散時間系をベースに設計する方法と、そのまま連続時間系をベースにアナログコントローラを設計し、これを同等な性能を持つディジタルコントローラへ変換する方法である。後者の設計法はディジタル再設計と呼ばれている。ここではこの方法に基づくディジタルサーボ系を中心に講義する。
授業の目標
ディジタル再設計に基づくディジタルコントローラの設計法を理解する。
授業計画
1.ディジタルサーボ系とは
2.アナログ要素のディジタル変換
3.ディジタル制御系の安定性
4.ディジタルサーボ系の設計目標と動特性
5.ディジタルサーボ系における各種制御法
6.ディジタル化に付随する問題と注意点
7.まとめ
教科書及び教材
資料を配付する。
参考書
1. 本田、城谷「ディジタルサーボの理論と実践」 日刊工業社
2. 相良、和田、中野「ディジタル制御の基礎」 コロナ社
3. 美多 勉「ディジタル制御理論」 昭晃堂
成績評価方法
試験結果で判定。60%以上を合格とする。 
履修条件等
古典制御論(学部の講義「制御工学」の内容)については熟知していること。また、学部の講義「システム制御工学」、「システム工学」を履修していると理解しやすいが必須ではない。
教員からのメッセージ
前期の後半に開講する。
その他