科目概要

対象年度
2005
教育課程名
博士前期課程 専攻別科目
授業科目名
材料工学特論
Subject Name
Advaced of Materials Science
単位数
1
必修・選択の別
必修
対象学科・学年
機械システム工学専攻 1年
開講時期
前期
授業方法
講義形式
担当教員
世利修美他
教員室番号
B311
連絡先(Tel)
0143-46-5365
連絡先(E-Mail)
seri@mmm.muroran-it.ac.jp


シラバス

授業のねらい
ここでは金属材料の内,アルミニウム合金を主に取り上げます。高力アルミニウム合金や耐食アルミニウム合金の材料設計の考え方とその使い方を講義します
授業の目標
学部で習った力学や材料学を理解しその活用例を紹介します。具体的には
1.輸送機器等の金属材料の構成とその特徴
2.材料劣化としての腐食挙動の理解
3.安全性技術としての材料設計と防食技術
の理解ができます
授業計画
今年度は下記を予定しています。 
(1)機械材料における基礎事項の復習 
(2) 材料の機械的性質と化学的特性 
(3)アルミニウム合金 
 高力アルミニウム合金の強度 
 耐食アルミニウム合金設計 
(4)腐食現象の解析と防食技術 
教科書及び教材
資料を必要に応じて配布する
参考書
(1)ASM International「Netals Handbook 9th edition vol.13」(1987):付属図書館蔵 
(2)Shreir「Corrosion I,II」Butterworth:付属図書館蔵 
(3)S.Michael「Materials Science and Technology (vol.19 of series)」 WILEY-VCH (2000/5) 
成績評価方法
出席と毎回のレポートで評価する。
履修条件等
機械材料と弾性力学を履修しておくこと。
教員からのメッセージ
自動車をはじめとする輸送機関の軽量化が環境問題から強く求められています。軽量化と安全の知識の基礎としての材料学の知識はこれからの技術者にとって大切になるものと思われます。
その他
連絡事項、注意事項、参考資料等は大学掲示板(ウエブキャンパス)、あるいは下記のURLを利用します。チェックされたし。 

http://www.mmm.muroran-it.ac.jp/~seri/koutoku/