授業のねらい |
学部では鋼構造に関しては静的な許容応力度法しか学習していないが,この授業では限界状態設計法についてまず学び,地震時の挙動,動的解析,耐震設計について学ぶ.次に,各種先端的な情報技術を応用した構造設計システムについて学ぶ.これらの内容を,全て英語で行う. |
|
授業の目標 |
1.許容応力度法,限界状態設計法,性能設計法を理解し,比較して得失を論ずることができる. 2.地震工学に関する基礎を理解し,用語を説明することができる. 3.設計入力地震動の作成方法を理解し,作成することができる. 4.骨組構造解析をコンピュータを使ってできる. 5.動的解析の概要を理解する. 6.耐震設計法を理解し,用語を説明することができる. 7.3Dプロダクトモデル,4D-CAD,マルチエージェントを理解する. 8.維持管理の視点からLCC,リスク分析,アセット評価を理解する. 9.意匠設計と構造技術の関係を理解する. |
|
授業計画 |
1週目:序論 2週目:各種設計法の比較 3週目:地震工学概要 4週目:設計入力地震動 5週目:骨組構造解析 6週目:動的解析 7週目:耐震設計法 8週目:3次元プロダクトモデル 9週目:4次元CAD 10週目:マルチエージェントによる設計支援 11週目:ライフサイクルコスト 12週目:構造物の維持管理と点検 13週目:リスクマネジメント 14週目:アセットマネジメント 15週目:意匠デザインと構造工学
|
|
教科書及び教材 |
授業に使用する必要な資料は適宜プリントして配布する. |
|
参考書 |
|
成績評価方法 |
60点以上を合格とする.その成績は,レポート80%,授業中の応答20%の割合で評価する.不合格者は,再履修すること. |
|
履修条件等 |
学部において,基本的な構造工学系の科目および情報メディア基礎の内容を理解していることが望ましい. |
|
教員からのメッセージ |
全て英語で授業します.日本に居ながらにして,アメリカの大学院に留学しているみたいな気持ちになれます.最初はちょっとつらいかも知れませんが,慣れてくればわかるようになります.頑張りましょう. |
|
その他 |
|