授業のねらい |
有害廃棄物の基本的な定義から処理処分方法について学習する。 |
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授業の目標 |
アメリカ合衆国における有害廃棄物(固体、液体、ガス等)を管理するための基本、管理技術、処理処分から土壌汚染浄化までを総合的に理解するとともに、日本における有害廃棄物管理についても随時参照して両国を比較しながら理解する。 |
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授業計画 |
第1回 有害廃棄物の基本(1)定義と法律 第2回 有害廃棄物の基本(2)性質と毒性 第3回 有害廃棄物の基本(3)汚染物質の輸送現象a 第4回 有害廃棄物の基本(4)汚染物質の輸送現象b 第5回 有害廃棄物の最新の管理技術(1)環境監査と汚染防止 第6回 有害廃棄物の最新の管理技術(2)施設設置と運転 第7回 有害廃棄物の処理処分方法(1)物理化学生物学的プロセス 第8回 有害廃棄物の処理処分方法(2)安定化と焼却 第9回 有害廃棄物の処理処分方法(3)埋立処分a 第10回 有害廃棄物の処理処分方法(4)埋立処分b 第11回 有害廃棄物の現場での浄化(1)リスクアセスメントa 第12回 有害廃棄物の現場での浄化(2)リスクアセスメントb 第13回 有害廃棄物の現場での浄化(3)現場調査 第14回 有害廃棄物の現場での浄化(4)浄化と修復a 第15回 有害廃棄物の現場での浄化(5)浄化と修復b |
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教科書及び教材 |
M.D.LaGregaら著Hazardous Waste Management,2001,McGraw-Hill |
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参考書 |
田中信寿著:環境安全な廃棄物埋立処分場の建設と管理,2000,技報堂 大島康行ら著:理科年表環境編 丸善 |
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成績評価方法 |
レポートで評価し、60点以上を合格とする。不合格者は再履修とする。 |
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履修条件等 |
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教官からのメッセージ |
建設工学の分野でも重要となっている環境問題、特に水域汚染や汚染土壌の問題は今後ますます重要と考えられます。有害廃棄物の管理技術という側面からのアプローチについて学び、今後の建設工学における環境管理技術のあり方を考える機会としてください。 |
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その他 |
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