授業のねらい |
主専門課程共通科目で学んだ知識をベースとして,数理科学的思考を応用するという視点に立って,解析的な話題について取り上げる。この授業では,数理科学の多くの分野で利用され,重要な役割をはたしている関数論を学ぶ。 |
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授業の目標 |
1)複素数関数の微分・積分が計算できる。 2)正則関数のテーラー展開・ローラン展開が計算できる。 3)留数定理による計算ができる。 |
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授業計画 |
第 1週:複素関数と複素微分 第 2週:複素積分(1) 第 3週:複素積分(2) 第 4週:複素積分(3) 第 5週:複素積分(4) 第 6週:整級数(1) 第 7週:整級数(2) 第 8週:整級数(3) 第 9週:正則関数の展開(1) 第10週:正則関数の展開(2) 第11週:正則関数の展開(3) 第12週:正則関数の展開(4) 第13週:留数定理(1) 第14週:留数定理(2) 第15週:留数定理(3) |
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教科書及び教材 |
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参考書 |
図書館などで自分に合ったものを探し,適宜参考にして下さい。 |
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成績評価方法 |
定期試験において60点以上を合格とする。再試験を1回行う。定期試験で30点以上60点未満での不合格者は再試験において60点以上を合格とする。また定期試験で30点未満の不合格者は再試験で60点以上の得点と個別に与えるレポートの提出が必要になる。正当な理由があって定期試験を受験できなかった学生には、追試験を行うが、欠席届の提出がある場合に限る。理由なく定期試験を欠席した学生は、再試験を受験できない。 |
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履修条件等 |
解析I,解析II,線形代数の内容を理解していることが望ましい。 |
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教員からのメッセージ |
試験では、教科書、ノート、その他の書籍の持ち込みを認めます。定期試験で不合格になった学生で、卒業研究着手、卒業のためのこの科目の単位が早急に必要な場合、申告があれば2月末に再試験を行う。それ以外の申告のない学生には次年度の4月に再試験を行う。試験関係の掲示には注意してください。 |
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その他 |
[オフィスアワーズ] 火曜日11:30〜13:00
上記の時間帯以外は、e-mail motohiko@mmm.muroran-it.ac.jpに連絡を入れてから来室ください。
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