科目概要

対象年度
2005
教育課程名
昼間コース 副専門教育課程 コース別科目
授業科目名
社会経済論
Subject Name
Socioeconomics
単位数
2
必修・選択の別
選択
対象学科・学年
全学科 3年
開講時期
後期
授業方法
講義
担当教官
亀田正人(共通講座・人間・社会科学講座)
教官室番号
N651
連絡先(Tel)
0143-46-5819
連絡先(E-Mail)
kameda@mmm.muroran-it.ac.jp


シラバス

授業のねらい
現代の経済社会の特質を、経済活動の市場的要素と非市場的要素との相互連関の観点から理解し、市場経済のみにとらわれない人間開発本位の経済システムの可能性を探る。
授業の目標
経済社会の多層構造とその変化の方向を理解する。その構成員としての各自の多層性を自覚し、経済社会への参加様式を模索する市民としての資質を獲得する。
授業計画
第1-3回 市場経済の特質(含:イノベーション)
第4-7回 経済運営思想の変遷(含:社会主義、福祉国家論、新自由主義)
第8-10回 社会問題と経済活動(含:ボランティア、地域通貨)
第1-15回 環境問題と経済活動(含:地球温暖化対策、廃棄物対策、野生生物保護管理)

全体を通じて4回リポート提出を課す。テーマはその都度教員が指定する。
リポート提出時には各自の書いたリポートを手許に、授業内でそのテーマについてディスカッションする。
教科書及び教材
教科書は使用しない。授業の進行に従って資料を配布する。
授業内容の理解を助けるために適宜ビデオ・プログラムを用いる。
参考書
授業の進行に従って、適当なものがある場合に紹介する。
成績評価方法
期末の筆記試験(何を持ち込んでもよい)の得点に、リポートの提出回数に応じて下記の点数を加えて成績(60点以上で合格)とする。4回はプラス10点、3回は0点、2回はマイナス20点。1回以下は成績評価の対象としない。なお、特に優れたリポートを提出した場合には1回につき5点、4回トータルで最大20点を加える。
再試験・兼・追試験を1回だけ行う。実施要領・成績評価は期末試験と同じ。
履修条件等
なし。
教官からのメッセージ
リポートは出席を促すためと自主学習のきっかけを与えるために、また授業内でディスカッションをするための準備として課す。したがってあまりに杜撰なものは書き直しを命ずることがある。
質問や議論は大いに歓迎する。教室、教室外、教員室、電子メールで受け付ける。
その他
オフィスアワーは火曜日13:00-17:45。それ以外でも可能なかぎり対応する。