科目概要

対象年度
2005
教育課程名
昼間コース 副専門教育課程 コース別科目
授業科目名
青少年と科学
Subject Name
YouthandScience
単位数
(2)
必修・選択の別
選択
対象学科・学年
全学科 3年
開講時期
前期
授業方法
講義および実習
担当教官
若菜 博(共通講座・「人間・社会科学講座」)
斉藤正夫(非常勤講師)※予定
高嶋幸男(非常勤講師)
教官室番号
若菜:Y205(総合研究棟)
連絡先(Tel)
若菜:0143-46-5818
連絡先(E-Mail)
若菜:wakana@mmm.muroran-it.ac.jp


シラバス

授業のねらい
 日本古来の製鉄法である「たたら製鉄」・木炭製造の原理,歴史を理解し,あわせてたたら製鉄・木炭製造を体験し,青少年が感動する体験学習とは何かを考察する。
授業の目標
(1)日本古来の製鉄法である「たたら製鉄」の原理,歴史を理解する。
(2)木炭製造の原理,製造プロセスを理解する。
(3)砂鉄採集を体験する。
(4)たたら製鉄を体験する。
(5)青少年のためのものづくり教育の意義・方法の一端を理解する。
授業計画
 6月18日(土)19日(日),25日(土)26日(日)の4日間の集中講義形式で実施する。よほどの悪天候でない限り,予定は変更しないつもりである。

6月18日(土)10:30〜12:00 オリエンテーション
       12:00〜16:10 木炭製造の原理とプロセスに関する講義
       16:15〜17:45 グループ編成
6月19日(日)10:30〜16:10 いたんき浜などで,砂鉄採集。
6月25日(土)8:50〜12:00 たたら製鉄とものづくり教育に関する講義
       13:00〜16:10 炭割りなど,たたら製鉄炉実習の準備
6月26日(日)8:50〜14:30 たたら製鉄炉実習
       14:40〜16:10 グループ別発表会および全体反省会

※6月25日(土)26日(日)の両日は次のものを用意あるいは注意すること。
○汚れてもよい服装で参加すること。
○短いズボンやスカートは避け,サンダルなど素足表面が出る履き物は不可(足をやけどする恐れがある)。
○軍手と手ぬぐい(タオル)を持参のこと。
教科書及び教材
○テキストは指定せず,必要に応じて,ビデオ資料の視聴,プリント資料の配付,文献などの提示を行う。
○「室蘭工業大学共通講座たたら製鉄のページ(「人間・社会科学」講座)」
http://wakana.mcr.muroran-it.ac.jp/tatara/t-index.html
も参照。
参考書
授業時に文献や映像を紹介する。
成績評価方法
次の割合を目途に成績の評定を行う。 
(1)授業時の講義,実習準備,実習などに関するミニレポート 50%,
(2)7月中旬までに提出する個人レポート 50%。
履修条件等
特になし。
教官からのメッセージ
砂鉄採集時(移動時も含む)や炭割り・たたら製鉄実習時の安全確保に努めること。
その他
この授業は,材料物性工学科材料製造プロセス学研究室
http://www.muroran-it.ac.jp/mat/momo/index.html
の協力も得て行う。