授業のねらい |
少人数のゼミ形式で、森鴎外作『舞姫』の、問題作としての多面的な解読を行っていきたい。前半は各回の担当を決め、作品の読みと現代語訳、注釈を基本作業とする。作品読了後、後半は、いくつかのテーマを提案し、その報告発表をしてもらう。 |
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授業の目標 |
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授業計画 |
1週目:各回の読解担当の決定、森鴎外略歴 2週目:『舞姫』読解1 3週目:『舞姫』読解2 4週目:『舞姫』読解3 5週目:『舞姫』読解4 6週目:『舞姫』読解5 7週目:『舞姫』読解6 8週目:『舞姫』読解7 9週目:『舞姫』読解8 10週目:『舞姫』読解9、テーマ・報告担当の選定 11週目:報告発表1 12週目:報告発表2 13週目:報告発表3 14週目:報告発表4 15週目:報告発表5、授業補遺 |
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教科書及び教材 |
嘉部嘉隆・檀原みすず編『森鴎外集 独逸三部作』(和泉書院) (定価1800円+税) その他の必要な資料は適宜プリントとして配布する。 |
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参考書 |
テキストに注釈や参考文献・資料などが既に収録されているが、著名な作品なので、参考書は他にも多数あり、そのうちの何種類かは図書館にも所蔵されているはずである。また、鴎外の入門書で、作家の全体像をある程度把握しておくことも重要である。 |
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成績評価方法 |
担当の発表報告や各回の発言授業の内容等を総合して評価したい。不合格者は原則として再履修になる。 |
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履修条件等 |
工業系の学生に「文学演習」で過大な負荷はかけないつもりであるし、前もって担当範囲や課題は決めていくので、必要な誠意と責任は最低限、持って対応してほしい。 |
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教員からのメッセージ |
近年、受講者が増え、「演習」形式が不可能でやむを得ず「講義」形式で授業を運用することが続いている。できたら多くても20人以内ぐらいでとどめておきたいものである。万一、講義形式で運用することになっても、受講者にはできるだけの授業参加を期待する。 |
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その他 |
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