授業のねらい |
小説や詩を実際に創ってみることを体験する。 室蘭市内ないし道内の同人誌等で活躍中の創作家・詩作家を講師として招き、その指導やアドバイスを受ける。 |
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授業の目標 |
科学技術の発展を促しているのは、結局のところ「詩」的なものであることを、理解してほしい。宇宙観も、ロボットも、昔の人が空想できたから実現したのです。(瀬戸記) 創作は、無から未知なるものを導き出す行為です。日常、科学的思考が優先される機会の多い学生諸君に、「心」や「感性」の存在を再認識してもらい、そのことが専門分野にも反映していくことを期待したい。(越智記) |
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授業計画 |
初回のガイダンス時に、希望によって本クラスへの帰属を決める。 以降、小説創作を越智が20時間、詩創作を瀬戸が10時間、各々担当する。ほぼ3回の授業のうち2回が小説・1回が詩のペースで進む予定。 学生諸君は、小説と詩の両方を学ぶが、最終的な作品は、いずれか一方を提出しても両方を提出してもよい。 |
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教科書及び教材 |
担当講師がプリントをその都度作成し使用する。受講生は購入の必要なし。 |
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参考書 |
瀬戸正昭『野菜小詩集』。詩の技法のカタログのような本です。最初の授業のときに手渡します。(瀬戸記) 特に購入の必要はないが、履修に先立ち、詩や文学作品に触れ、創作のための心の準備をしてほしい。(越智記) |
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成績評価方法 |
作品を提出した人には、作品の優劣にかかわりなく単位を与える。 優秀な作品を欠稿なく提出した人や、受講態度の特に優秀な人には、「優」を与えることにしている。 |
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履修条件等 |
特になし。文学を創作してみたいという人は受講されたらよい。 |
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教員からのメッセージ |
大局的に、「詩と科学」の問題、あるいは宗教の話などもします。 できる限りわかりやすい話をしますので、興味ある人は気楽に参加してください。/ 参考書は随時あげますので、本をたくさん読んでくれればと思います。(瀬戸記) 「読む」ことを通して「創作とは何か」「何を書くべきか」「どう書けばよいのか」など、創作のイメージをつかんでもらいながら、徐々に創作へと移行する。提出は最低一作品(原稿用紙三〜十枚程度。上限はなし)。創作は答えのない問いです。答えは自分の中だけにある。眠っているかもしれない才能と、出会ってみませんか? (越智記) |
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その他 |
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