科目概要

対象年度
2005
教育課程名
昼間コース 副専門教育課程 コース別科目
授業科目名
社会科学プレゼミ
Subject Name
Preparatory Seminar in the Social Science Course
単位数
2
必修・選択の別
必修
対象学科・学年
全学科 2年
開講時期
前期
授業方法
演習
担当教員
奥野恒久(OKUNO Tsunehisa)
教員室番号
N-657
連絡先(Tel)
0143-46-5821
連絡先(E-Mail)
okuno@mmm.muroran-it.ac.jp


シラバス

授業のねらい
「憲法を通じて社会や政治とかかわろう」というタイトルのもと、現在生じている様々な憲法問題について知り、互いに議論をすることによって自身の考え方を形成しいく。同時に、自分の意見を広く社会に発信する。
授業の目標
1.立憲主義やリベラリズムといった、憲法の基盤となる考え方を身につける。
2.安全保障問題、教育や福祉をめぐる問題、さらにはNHK問題や首相の靖国神社参拝問題、そして改憲問題などなど、私たちを取り巻く憲法問題について知るとともに、考えを深める。そうすることによって、私たちが生きている、今の時代について考える。
3.テーマについて調べ報告をする。他者の意見を聞くとともに、自分の意見を主張し、議論を深める訓練をする。
4.話すだけでなく、文章によっても自分の意見を表現する訓練をする。
授業計画
1.自己紹介。憲法や政治について関心のあることを出してもらう。
2.近代立憲主義について、解説と議論。
3.報告テーマの決定。レジュメのつくり方、報告の仕方について説明。
4〜14.グループに分かれて、特定のテーマについて報告し、その後質疑と議論。必要に応じて、解説を入れるとともに臨時報告も。
15.まとめ
教科書及び教材
特に使用しない。必要に応じてプリントを配布する。
参考書
必要に応じて指示する。
成績評価方法
テストは行なわない。遅刻をすることなく、毎回出席することが前提。最低、1回は全員報告をしてもらう。その報告と数回課すレポート、そして何よりもゼミを積極的につくっていくことを高く評価する。
履修条件等
憲法を履修していることが望ましい。
教員からのメッセージ
ゼミ・コンパも含め、いろいろと話す機会をもちましょう。楽しく活気があり、それでいて「勉強になる」ゼミを一緒につくりたいものです。昨年は裁判傍聴に行き、ゼミ論集を作成しました。
担当者は、室蘭市民との交流をもつなど、地域とのかかわりを重視しています。
その他
オフィス・アワーは、月曜日の15:00〜16:00、木曜日の10:30〜11:30です。