授業のねらい |
人間社会の中では常に他の人々との何らかのかかわりが求められますが、その中で人はしばしば心身の不調を体験すことがあります。ここでは日々の人間関係、対人交流の場面で、我々が何をどのように体験しているのかを一緒に振り返ってみます。また、その周辺で起きている諸問題も取り上げながら、トータルなこころの健康(メンタルヘルス)について考えてみます。 |
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授業の目標 |
(到達目標) A.人間関係、対人交流の基本的事項を学び、これを自分のこととして考えることができる。 B.ストレスに気づき、精神的な健康を保持するための効果的な対処行動を取ることができる。 C.対人関係上の諸問題について学び、より多様なものの見方ができる。
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授業計画 |
次のとおり行う。 第1週 こころの健康と人間関係 第2週 出会いの人間関係(プライミング、初頭効果、新近効果) 第3週 暮らしの中の人間関係 (第一印象、印象形成に関する心理学実験) 第4週 集団の中の人間関係(集団心理、集団規範、リーダーシップ、凝集性) 第5週 人間関係とメンタルヘルス(ストレス、抑うつ、燃え尽き症、セルフコントロール) 第6週 家族間の人間関係(生体システム論、家族システム論、家族療法) 第7週 対人交流のパターン(交流分析の考え方、エゴグラム) 第8週 カウンセリングの基本 (自己一致、無条件の肯定的関心、共感的理解) 第9週 カウンセリングの実際(かかわりのモード、ペーシング) 第10週 生活の中のカウンセリング(親子の対話、職場でのコーチング) 第11週 対人関係の諸問題−1(いじめ、セクハラ、アカハラ) 第12週 対人関係の諸問題−2(男と女の人間関係、デートDV、DV被害) 第13週 対人関係の諸問題−3(ジェンダーについてのディベート)価 第14週 対人関係の諸問題−4(ひきこもり、依存症) 第15週 情報化社会に生きる人々(過剰な情報刺激、無知の知)
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教科書及び教材 |
なし。(各回とも、資料配付、あるいはパワーポイントで提示する)
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参考書 |
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成績評価方法 |
試験(60点)、レポート(20点)、授業への参加等(20点)
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履修条件等 |
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教官からのメッセージ |
いずれも日々だれしもが巡り会う可能性のある事項ですので、学生として、また将来の社会人として、自らの健康管理に役立てるようにしてください。 |
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その他 |
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