授業のねらい |
文学とは文字のことではなくて言葉のことである。身近な文学として「伝説、世間話」をとりあげ、言葉をどのように遊ぶか、また言葉はどのように遊ばれるかを探る。 |
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授業の目標 |
(言葉によって)表されているもの/ことではなく、表すものとしての言葉に着目して、人間の心のありようを探っていく |
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授業計画 |
第 1週:言語とは、文学とは 第 2週:模倣と反復、様式、ジャンル 第 3週:日本の伝説、昔話 第 4週:ドイツの伝説、昔話 第 5週:ギリシャ、ロシア 第 6週:伝説論、昔話論 第 7週:世間話、怪談、こわい話 第 8週:アメリカ合衆国のフォークロア、消えるヒッチハイカー 第9〜13週:ドイツの現代伝説 第14、15週:日本の現代伝説 |
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教科書及び教材 |
毎回印刷物(おもに各種刊行物の抜粋、口承の書写物など)を配布する(H15、16年実績でB4版50ページ) |
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参考書 |
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成績評価方法 |
期末に筆記試験をおこなう(筆記具のみ持ち込み可)。配布物を通読または精読することが前提である |
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履修条件等 |
講義をしばしば欠席するものには単位を認めない(出席簿に毎回署名を求める) | 受講者多数と推測されるので2年次学生に再履修を認めない | 低年次履修を認めない |
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教官からのメッセージ |
自分の考えを持つことは大事なことであるが、自分の考えと信じているその考えが案外に出来合いの、鵜呑みの俗説であるかもしれないことに警戒することが必要である。
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その他 |
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