授業のねらい |
G・ソフカ著『人間中心になって』をてがかりに戦後「ドイツ」文化について理解を深める。 |
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授業の目標 |
第2次世界大戦後、「ドイツ」は1990年まで東西二つの国家に分断されていた、と同時に世界諸国もアメリカと「ソ連」を軸とする「冷戦」が続いた。戦後「ドイツ」史はその縮図とも言える。講義では、一つの具体例として、G・ソフカ『人間中心になって』をてがかりに戦後「ドイツ」文化について解説し、戦後ドイツ史を通して、20世紀の現代世界史の変動をも理解できるようにしたい。 |
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授業計画 |
第1週. はじめに
2週. | 二つのドイツと「冷戦」 3週.
4週.「西ドイツ」経済の「奇跡の復興」と文学の新しい担い手の登場
5週. | G・ソフカ著『人間中心になって』に投影した「冷戦」の光と影 9週.
10週. | 「冷戦」後の社会主義国家 11週.
12週. ドイツ統一と民衆 −ベートーベン「第九」をめぐって
13週. | ドイツ連邦共和国の15年史とEU 14週.
15週. まとめ |
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教科書及び教材 |
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参考書 |
ギュンター・グラス『ブリキの太鼓』(映画化されています) |
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成績評価方法 |
レポートによる(特にテキストを読んだ感想を重点に) |
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履修条件等 |
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教員からのメッセージ |
G・ソフカ著『人間中心になって』は、巻末の「訳者注」もよく読んで参考にしてください。 |
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その他 |
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