授業のねらい |
科学史技術史上の人物について,古い啓蒙書などによって流布している描像ではなく,最新の科学史研究の成果を踏まえた上で,業績や人物像を話す。そうすることにより,時代によって描かれ方が違うことの諸種の意味を考えることもできよう。ただし,2回分ほど「科学者や技術者の倫理及び社会的責任」を扱う。
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授業の目標 |
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授業計画 |
1回目:ガイダンス 全体の見通しを述べた後,成績評価の仕方とレポートの書き方に関する諸注意を述べる。 13回分:以下の手順で4人の人物について話す。1)一時代前の描かれ方,2)最新の描かれ方,3)科学史研究の成果に基づいた1)から2)への変化を説明する試み。人物としては,ガリレオ・ガリレイ,アイザック・ニュートン,W.ハーシェルとキャサリン・ハーシェル,チャールズ・ダーウィン,アルバート・アインシュタインを考えているが,増える可能性もある。 2回分:挿入の時期は,講義期間の前半と後半にそれぞれ設ける。「技術(者)の倫理とは何か」,「科学者の倫理とは何か」といった観点から。
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教科書及び教材 |
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参考書 |
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成績評価方法 |
レポートを2点必ず提出してもらう。(A)11月最終週締め切りのもの、(B)2月6日締め切りのもの。評価は両者を総合的に判断するが,より大きな重みは(B)にある。 比率については,(B)の課題を出すときに明らかにする。(A)が未提出でも(B)が提出されたなら,評価対象として扱うが,(A)の得点は零であることを覚悟すること。また,逆に(A)は出したが,(B)は出さなかった場合は,残念ながら欠席とみなし,成績評価の対象とはしない(欠席扱い)。HPからの丸写し等の行為が明白な場合,理由の如何にかかわらず,評価は不可とする。 |
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履修条件等 |
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教官からのメッセージ |
第一回授業の時に、本年の授業のテーマを概説し、レポート(A)(B)について説明する。 特に,不可になる場合の件をお話しする。ものを書く作法に従い,自ら調べ自ら書いてもらいたいので, 書き方のガイダンスもあわせて行う。HPからの丸写し行為は,著作権の問題を考えると,微妙な問題だという点を特に言いたい。 |
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その他 |
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