科目概要

対象年度
2005
教育課程名
昼間コース 副専門教育課程 共通科目
授業科目名
異文化交流B
Subject Name
Cross-Cultural Exchange B
単位数
2
必修・選択の別
選択
対象学科・学年
情報工学科 2年
開講時期
前期
授業方法
講義
担当教官
酒井 哲也(SAKAI, Tetsuya)(国際交流室教授)
教官室番号
N203
連絡先(Tel)
0143-46-5881
連絡先(E-Mail)
sakait@mmm.muroran-it.ac.jp


シラバス

授業のねらい
今や、自動車は自国に留まらず、国際的な合作の時代である。本講義の前半では、国情やユーザニーズに応じて変化する自動車開発に関して、諸外国と日本の係わり合いについて掘り下げる。本講義の後半は、日米両方の文化に詳しいジェフ・バーグランド先生の著書「日本から文化力」から、抜粋して解説する。
授業の目標
学生の視野の拡大
学生の自動車開発への興味増大
学生の異文化への理解
授業計画
1週目 ガソリン自動車第一号(ダイムラーベンツ)
 2週目 旧ソ連圏の自動車は名車か?(東独製トラバント車vs.チェコ製スコダ車)
 3週目 ベンツSクラスは日本では宝の持ち腐れ
 4週目 タイの商業車開発と日本の支援(特別講義:いすゞ自動車(株)塚田課長予定)
 5週目 中国製高級車”紅旗“vs.日本製中級車性能比較
 6週目 中国の交通事情(日本人は交差点を渡れるか?)
7週目 三菱製大型トラックは20年前の韓国製トラックと同レベル?
 8週目 欧米で日本車が受けるわけ
9週目 「Salience」って何
10週目 大文字の文化、小文字の文化
11週目 日本人は懸命にコミュニケーションをとる
12週目「自然」「時間」「人間」にどうかかわるかで文化が違う
13週目 現実は一つだけではない
14週目 目に見えない文化
15週目 前期定期試験  
教科書及び教材
前半教材:なし、但し授業に使用する資料は適宜配布する。
後半テキスト:ジェフ・バーグランド著「日本から文化力−
異文化コミュニケーションのすすめ−」現代書館 ¥2,310
参考書
片山松造/岩田忠之著「自動車関連産業からの国際化と異文化交流」
神戸大学国際文化部講義録 ¥3,001 
成績評価方法
60点以上を合格とする。その成績は,定期試験60%, レポート40%の割合で評価する。  
履修条件等
コンピューターでの履修登録は行わない。
履修希望者は、学期開始3週間目までに教官室に来室して直接申し出ること。
留学生の場合は、中級以上のレベル(「日本語B」程度)の日本語を理解していること。
  
教官からのメッセージ
日本の自動車開発に興味を持っている留学生、並びに将来海外に出たい日本人学生の受講を歓迎する
その他