| 授業のねらい |
質点の力学：
物体を１点で代表させてその運動を調べる。位置をベクトルで表すこと、その時間的変化の割合を示す速度や、さらにその変化を表す加速度といった概念を把握する。運動の法則は、力学の基本法則であり、物理学の中でも重要な役割をはたす。この法則の意味を理解し、さらにこれから導かれるエネルギー保存則などについても体得することが必要である。
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| 授業の目標 |
1．質点に働く力と運動の一般法則を理解し、代表的な問題に適用して
解決することができる。
2．仕事とエネルギーの概念を把握し、代表的な問題に適用して解決す
ることができる。
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| 授業計画 |
第 1週 シラバスの説明，力学の意義について
第 2週 物体の運動，質点の考え方，質点の位置の表し方
第 3週 ベクトル解析の基礎
第 4週 微分と三角関数
第 5週 変位と速度
第 6週 加速度
第 7週 力と慣性
第 8週 放物運動
第 9週 単振動
第10週 束縛運動
第11週 仕事と運動エネルギー
第12週 偏微分
第13週 保存力とポテンシャル
第14週 力学的エネルギーの保存則
第15週 総合演習
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| 教科書及び教材 |
| 小出昭一郎「物理学（三訂版）」裳華房 定価（2，100円+税） |
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| 参考書 |
○小出昭一郎「力学」岩波書店
○ファインマン他（坪井忠二訳）「ファインマン物理学I力学」岩波書店
○室蘭工業大学物理学研究室「物理学演習問題 専門教育を学ぶためのミニマム」 |
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| 成績評価方法 |
定期試験とミニテストの結果を総合して評価し，60点以上を合格とするする（定期試験60%、ミニテスト40%）。
不合格者には一度だけ再試験を実施し，60点以上を合格とする。再試験に不合格の場合には再履修すること。なお，講義の2/3以上出席しない場合は再試験の受験資格はない。 |
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| 履修条件等 |
| 高等学校レベルの数学、特にベクトル解析、微分積分の基本を習得していること。 |
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| 教員からのメッセージ |
| 理解を助けるため，講義の後半に簡単な演習問題（ミニテスト）を出題する。 |
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| その他 |
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