科目概要

対象年度
2005
教育課程名
昼間コース 主専門教育課程 共通科目
授業科目名
工業数学
Subject Name
Mathematics for Engineering
単位数
2
必修・選択の別
必修
対象学科・学年
材料物性工学科 2年
開講時期
前期
授業方法
講義
担当教員
佐藤元彦 (Sato, Motohiko)
教員室番号
N-555
連絡先(Tel)
0143-46-5806
連絡先(E-Mail)
motohiko@mmm.muroran-it.ac.jp


シラバス

授業のねらい
工学の基礎となる数学のうち、微分方程式の基礎について講義する.特に、常微分方程式とその解法を理解する。また、様々な自然・社会現象を微分方程式で表し、解決するための考え方を学ぶ。
授業の目標
1)変数分離形常微分方程式を解くことができる。
2)同次形1階常微分方程式を解くことができる。
3)積分因子を用いて全微分方程式を解くことができる。 
4)定数係数線形微分方程式を解くことができる。
5)1階連立微分方程式と記号的解法を理解する。
授業計画
第 1週:微分方程式とは何か。(イントロダクション)
第 2週:変数分離形 
第 3週:同次形常微分方程式 
第 4週:1階線形常微分方程式 
第 5週:変数変換
第 6週:ベルヌーイ、リカッチの微分方程式 
第 7週:全微分方程式 (1)
第 8週:全微分方程式 (2)
第 9週:定数係数2階線形微分方程式(1) 
第10週:定数係数2階線形微分方程式(2) 
第11週:定数係数2階線形微分方程式(3) 
第12週:定数係数2階線形微分方程式(4) 
第13週:記号的解法 
第14週:1階連立微分方程式(1)
第15週:1階連立微分方程式(2)
教科書及び教材
長崎、中村 著  明解 微分方程式  培風館
参考書
高桑 昇一郎 著 
微分方程式と変分法
共立出版
成績評価方法
定期試験において60点以上を合格とする。再試験を1回行う。定期試験で30点以上60点未満での不合格者は再試験において60点以上を合格とする。また定期試験で30点未満の不合格者は再試験で60点以上の得点と個別に与えるレポートの提出が必要になる。正当な理由があって定期試験を受験できなかった学生には、追試験を行うが、欠席届の提出がある場合に限る。理由なく定期試験を欠席した学生は、再試験を受験できない。
履修条件等
解析I,解析II,線形代数の内容を理解していることが望ましい。
教員からのメッセージ
定期試験では、講義で取り上げた例題の類題を出題するので、講義での内容をよく学習しておいてください。
その他
[オフィスアワーズ]
火曜日11:30〜13:00

上記の時間帯以外は、e-mail motohiko@mmm.muroran-it.ac.jpに連絡を入れてから来室ください。