授業のねらい |
電気力、磁気力を通じてそれぞれ電場、磁場の概念を把握し、これを用いて電磁気現象の基本法則を学ぶ。これらを踏まえて、物体の電磁気特性(誘電分極、電流、磁気分極)の基礎とその簡単な応用についても体得する。 |
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授業の目標 |
1.クーロンの法則および電場に関するガウスの法則を理解し、代表的な問題に適用して解決することができる。 2.導体および誘電体の性質を理解し、代表的な問題に適用して解決することができる。 3.電流とオームの法則を理解し、代表的な問題に適用して解決することができる。 4.磁石と磁場および磁性体の基本性質を理解し、代表的な問題に適用して解決することができる。 5.ビオサバールの法則およびアンペールの法則を理解し、代表的な問題に適用して考察することができる。 |
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授業計画 |
○電荷と電気力、クーロンの法則 ○電場と電気力線、ガウスの法則 ○電位 ○静電場と導体 ○電気容量とキャパシター ○誘電分極と誘電体 ○電場のエネルギー ○電流とオームの法則、ジュール熱、キルヒホッフの法則 ○磁石と磁場、磁性体 ○電流が磁場から受ける力、ローレンツ力 ○電流の作る磁場とビオサバールの法則 ○磁位とアンペールの法則 |
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教科書及び教材 |
小出昭一郎著「物理学(三訂版)」裳華房 定価(2,100円) 授業では講義内容をまとめたプリントを毎回配布する。 |
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参考書 |
砂川重信著 電磁気学(改訂版)−初めて学ぶ人のために− 培風館 定価(2,048円)
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成績評価方法 |
出席率60%以上を履修者と見なし、履修者に対して定期試験を行い評価する。授業無断欠席およびレポート未提出の場合減点となる。不合格者には一度だけ再試験を実施する。再試験に不合格の場合には再履修すること。 |
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履修条件等 |
高等学校レベルの数学、特にベクトル解析、微分積分の基本を習得していること。 本学の授業科目「物理学A」のうち「質点の力学」の内容を理解していること。 |
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教員からのメッセージ |
物理学は科学・工学の基礎です。またやさしく簡単に内容を把握できる科目ではありません。その本質を理解するには,教科書やテキストを繰り返し良く読み,物理学の表現の仕方および考えを学び,1つ1つの事柄を自分で考え,反復して努力する以外の方法はありません。一度勉強して理解できなくても,繰り返し教科書等を読み,物理学の表現と考えに慣れてください。 |
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その他 |
レポートを数回課す予定である。自力で解答し、見やすいレポート作成を心がけ、期日までに必ず提出すること。 |
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