授業のねらい |
技術者・設計者がものを作るときのプロセスには、第1に頭の中で立体や空間図形をイメージする段階、次にこのイメージをペーパーやディスプレイ上にスケッチしてみる段階、第3に他人にアイデアを正確に伝えるためにドローイングする段階がある。図学Iでは、主に複面投象を用いて第3段階の図形情報を正確に伝えるためのドローイング図法を習得する。なお、第1段階の空間把握能力の向上を目指して,多面体や曲面が組み合わされた空間。立体を展開図法によって模型制作する演習も多く取り入れる。
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授業の目標 |
1.複面投象における点・直線・平面・立体の構成と投象についての基礎理論と基礎的作図題の解法を理解し、作図法を習得する。 2.複面投象の基礎原論の応用である立体の切断・展開・相貫の作図題の解法を理解し、作図法を習得する。 3.多くの模型制作をする中で、複雑な空間・立体を頭の中でイメージできるようにする。
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授業計画 |
1. 点・直線の投象 (2,3週) 2. 平面の投象 (1,2週) 3. 多面体の切断、展開(3,4週) 4. 曲面の切断、展開 (2,3週) 5. 立体の相貫 (3,4週)
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教科書及び教材 |
井野 智他著「基準課程図学」共立出版 定価(2000円+税)
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参考書 |
須藤利一著「図学概論」東京大学出版(図書館に1冊所蔵あり)
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成績評価方法 |
演習課題60点以上合格。不合格者には1度だけ追加課題を課して60点以上を合格とし、不合格の場合には再履修する。
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履修条件等 |
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教員からのメッセージ |
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その他 |
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