授業のねらい |
工学部のどの課程でも必要となる数学の基礎知識のうち、線形代数の初歩を講義する。線形代数学への入門として,行列と行列式の演算及び行列の基本変形(掃き出し法)を理解する。また、行列を用いた連立1次方程式の解法を理解する。更に、行列式の余因子展開を理解する。 |
|
授業の目標 |
行列と行列式の演算ができる。行列の基本変形(掃き出し法)を理解することができる。行列の基本変形を用いて、連立1次方程式の解を求めることができる。行列式や逆行列を求めることができる。余因子行列を求めることができる。 |
|
授業計画 |
授業計画 1週目 行列の定義、和
2週目 行列の積及びその性質
3週目 正則行列、逆行列
4週目 行列の分割
5週目 連立1次方程式と行列
6週目 簡約な行列
7週目 連立1次方程式の解法
8週目 基本行列、正則行列の逆行列
9週目 逆行列の求め方 (1)
10週目 置換とその性質
11週目 行列式の定義とその計算法
12週目 行列式の性質
13週目 行列式の展開
14週目 逆行列の求め方 (2)
15週目 連立1次方程式におけるクラーメルの公式
|
|
教科書及び教材 |
教科書及び教材 桂田英典他著「線形代数」学術図書出版 |
|
参考書 |
齋藤正彦著「線形代数入門」 東京大学出版会 基礎数学1、定価1,995円(税込) 図書館に1冊所蔵あり |
|
成績評価方法 |
成績評価方法 演習点(20)+定期試験(90)とし60点以上を合格とする。ただし総計が100点を越えたものは100点として成績報告する。演習点についての詳細は講義時に述べる。不合格者にたいして再試験を1回行う。 試験に欠席したもので正当な理由があると認めたものは追試験を受けることができる。それ以外の定期試験欠席者の成績は0点とする。 |
|
履修条件等 |
|
教員からのメッセージ |
講義でわからないことがあれば何でも質問して下さい。また、講義について不満、意見のある人は遠慮なく申し出て下さい。場合によれば、補習を行うことも考えておりますので希望者は申し出て下さい。
|
|
その他 |
|