授業のねらい |
化学装置の安全性および経済性を確保する上でその使用材料の選定はきわめて重要であり,各装置の使用条件に応じて適正な材料を選ばなければならない。化学装置材料の代表として鋼を取り上げ、鉄鋼材料の組織、強度、破壊、および、腐食に関する知識を学ぶとともに、実際の化学装置における材料の使用例を対象として、損傷モード(腐食,疲労,クリープ,脆弱化など)及び材料選定について学ぶ。この科目は、応用化学科の教育目標、B-2(専門的知識-化学工学)の達成に寄与する。 |
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授業の目標 |
1.鉄鋼材料に関する基礎知識を習得し、基本的用語を使用することができる。 2.鉄鋼材料の材料特性・腐食に関与する因子について理解することができる。 3.高温損傷の種類と現象を理解することができる。 |
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授業計画 |
第1週: 鉄鋼材料の組織 第2週: 鉄鋼材料の強度 第3週: 鉄鋼材料の破壊 第4週: 鉄鋼材料の材料特性の制御(1) 第5週: 鉄鋼材料の材料特性の制御(2) 第6週: 腐食の電気化学 第7週: ステンレス鋼について 第8週: いろいろな腐食の形態 第9週: 腐食の防止方法について 第10週: ステンレス鋼の化学装置への適用 第11週: ステンレス鋼の脆化 第12週: 石油精製について 第13週: 石油精製に用いられる化学装置 第14週: 石油精製用圧力容器の高温損傷(1) 第15週: 石油精製用圧力容器の高温損傷(2) 定期試験 |
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教科書及び教材 |
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参考書 |
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成績評価方法 |
60点以上を合格とする。その成績は、授業中に行う小テスト40%、定期試験60%の割合で評価する。不合格者には一度だけ再試験を実施し、60点以上を合格とする。なお、定期試験受験資格として、10回以上の出席を条件とする。 |
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履修条件等 |
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教官からのメッセージ |
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その他 |
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