授業のねらい |
生命維持のしくみについて、組織、細胞、分子の各レベルの視点から反応の特徴と酵素の役割を学ぶ。特に、エネルギー代謝を酵素反応の連鎖としてとらえ、エネルギーの獲得と利用の全体像を理解するために以下の目標を掲げる。この科目は、応用化学科の教育目標, B-3(専門的知識-生物)の達成に寄与する。 |
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授業の目標 |
1.生体内の化学反応の驚異的な効率性と全体調和が、どの様なしくみによって成り立っているのかを理解し、基本的用語を用いて説明できる。 2.酵素反応速度論の基礎を習得し、生物反応の計量的評価に応用できる。 3.生体エネルギーの備蓄と生体内の物質再利用の連携を理解している。 4.生体高分子化合物の構造と機能を水溶媒中の特徴として理解し、説明できる。 |
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授業計画 |
第1週 授業内容のガイダンスと基礎知識の確認(教科書第1~10章) 第2週 酵素反応の特徴(教科書第11章) 第3週 酵素反応速度論(教科書第12章) 第4週 演習(実験データを解析してみよう) 第5週 反応機構の多様性と具体例(教科書第11、12章) 第6週 代謝とは何か(細胞内オルガネラの機能分担)(教科書第13章) 第7週 中間試験 第8週 解糖系の諸反応 (教科書第14章) 第9週 エネルギー備蓄と利用(教科書第15章) 第10週 クエン酸サイクル(教科書第16章) 第11週 電子伝達系と酸化的リン酸化によるATP合成(教科書第17章) 第12週 脂質の代謝(教科書第19章) 第13週 アミノ酸の代謝(教科書第20章) 第14週 エネルギー代謝の組織化と調節(教科書第21章) 第15週 光合成(教科書第18章)と、まとめ 定期試験 |
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教科書及び教材 |
ヴォート著、 田宮ら訳 「基礎生化学」東京化学同人 7,400円 岡本ら編著 「演習で学ぶ生化学」三共出版 2,700円 |
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参考書 |
教科書と同程度の内容でヒトの生化学を把握する参考書として, リッター著、須藤ら訳「生化学」東京化学同人(図書館蔵書) 教科書より高度な内容を詳細に解説した参考書として, ヴォート著、 田宮ら訳「生化学 上、下」東京化学同人(図書館蔵書) ストライヤー著、田宮ら訳 「生化学」東京化学同人(図書館蔵書) ロディッシュら著、野田ら訳「分子細胞生物学」東京化学同人(図書館蔵書) アルバーツら著、中村ら訳 「細胞の分子生物学」教育社(図書館蔵書) 教科書の理解の助ける参考書として, ヴォート著「生化学問題の解き方:英語版」東京化学同人(図書館蔵書) |
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成績評価方法 |
60点以上を合格とする。成績は中間試験30%、定期試験50%、小テスト20%の割合により評価する。不合格者には一度だけ再試験を実施し、60点以上を合格とする。再試験に不合格の場合には再履修すること。なお,定期試験受験資格として10回以上の出席を条件とする。 |
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履修条件等 |
(心がけてほしい事)小テストに出題した問題,演習の例題は十分に復習する。講義ノートをとり、記述問題の答えのまとめ方を練習する。 |
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教官からのメッセージ |
オフィスアワーは月曜日12:30~13:00,金曜日16:00~17:00です。これ以外の時間も出来る限り対応します。講義内容の質問に限らず,気軽に教員室を訪ねてください。 |
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その他 |
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