科目概要

対象年度
2005
教育課程名
昼間コース 主専門教育課程 学科別科目
授業科目名
化学情報演習
Subject Name
Exercise in Chemical Information
単位数
1
必修・選択の別
必修
対象学科・学年
応用化学科 2年
開講時期
前期
授業方法
演習
担当教官
橋本忠雄、吉田豊、上道芳夫、田中裕敏、高野信弘、松山永
教官室番号
H207(橋本)、H304(吉田)、U101(上道)、H307(田中)、H317(高野)、U410(松山)
連絡先(Tel)
連絡先(E-Mail)


シラバス

授業のねらい
演習を通じて消防法によって定められた第1類から第4類の危険物の性質・火災予防・消火方法について系統的に学び、それらを理解すると共に、インターネットによる検索によって薬品のさまざまな情報を取得する方法を身につける。
 この科目は、応用化学科の教育目標、A(専門知識ー化学)、C(専門知識ー生物)、D(倫理観)、E(人と自然の調和)の達成に寄与する。
授業の目標
この授業の目標は以下の通りである。
(1)第1類から第4類までの危険物の性質・火災予防・消火方法を説明することができる。
(2)インターネット検索によって薬品の組成・危険有害性・応急処置・保管上の取扱い・物理的化学的性質についての情報を取得することができる。
授業計画
第1週 説明会。端末の状況確認。
第2週 第1類の選択問題。消防試験研究センター、CAS登録番号を検索。
第3週 第1類の選択問題。住化分析センター、MSDSを検索。
第4週 第1類と第2類の選択問題。よく用いられる酸及びアルカリのMSDS検索。
第5週 第1回小テスト(第2週から第4週までの第1類と第2類の選択問題および調べた用語から出題する)。
第6週 試薬に関する法規を検索。
第7週 第2類の選択問題。薬品と関連法規を検索。
第8週 第2類と第3類の選択問題。化学物質検索エンジンの紹介。
第9週 第3類の選択問題。薬品災害データベースの紹介。
第10週 第2回小テスト(第6週から第9週までの第2類と第3類の選択問題および調べた用語から出題する)。
第11週 第1類と第2類の選択問題(第2週から第4週までの復習)
第12週 第2類と第3類の選択問題(第7週から第9週までの復習)
第13週 第4類の選択問題。
第14週 第4類の選択問題。
第15週 第3回小テスト(第13週と第14週の選択問題から出題する)。

教科書及び教材
奥吉新平著、「これだけ!甲種危険物試験合格大作戦!!」、弘文社
参考書
成績評価方法
第5週(配点32点)、第10週(配点34点)、第15週(配点34点)に行う3回のテストで評価する。ただし、3回のテストをすべて受験し、10回以上出席した履修者のみ評価の対象とする。定期試験と再試験を行わない。不合格者は再履修とする。
履修条件等
2004年度以降の応用化学科カリキュラムの適用を受ける学生に限る。
教官からのメッセージ
(1)小テストを行う週以外の週では、出席を確認します。
(2)C211及びC212の端末を使用するので、ユーザー名とパスワードを確認しておくこと。失念した学生は情報メディア教育センターの技術室に問い合わせること。
(3)演習室の端末の基本的な使い方(電源の入れ方、ログオンの方法、マウスの使い方、日本語入力の方法)はすでに理解しているものとして授業を進める。
その他