科目概要

対象年度
2005
教育課程名
昼間コース 主専門教育課程 学科別科目
授業科目名
化学システム工学
Subject Name
Chemical System Engineering
単位数
2
必修・選択の別
選択
対象学科・学年
応用化学科 2年
開講時期
前期
授業方法
講義
担当教官
大平勇一
教官室番号
H406
連絡先(Tel)
46-5768
連絡先(E-Mail)


シラバス

授業のねらい
技術者として必要不可欠な単位,物理量の名称等に関する知識について理解を深めるとともに、化学反応,生物反応を工業規模で実現するために必要な概念である物質収支,エネルギー収支、単位操作の基本原理、数学の使い方を学ぶ。それらの基礎知識を化学システムに適用する方法について講述し、化学システム内の現象解明に活用するための基本的能力を養う。
 この科目は応用化学科の教育目標B-2(専門的知識-化学工学)の達成に寄与する。
授業の目標
この授業の目標は以下の通りである。
(1) 単位系を理解し、単位換算,次元解析を行うことができる。
(2) 実際の現象を物質収支式,エネルギー収支式で表し、それを解くことができる。
(3) 単位操作の基本原理を理解すること。
授業計画
第1週 講義のガイダンスと化学工学について(第1章 1-1〜1-4)
第2週  単位と単位系(第1章 1-5-1)
第3週  物理量 (第1章 1-5-1)
第4週  有効数字と誤差の伝播(プリント)
第5週  物質収支I(第1章 1-5-2)
第6週 物質収支II(第1章 1-5-2)
第7週 エネルギー収支(第1章 1-5-3)
第8週 演習
第9週  化学反応と反応器(第2章 2-1)
第10週 平衡と単位操作I(第3章 3-1〜3-3)
第11週 平衡と単位操作II(第3章 3-5, 3-6, 3-8)
第12週 装置内流動(第4章4-1, 4-2, 4-6)
第13週 伝熱と熱交換(第6章 6-4)
第14週 粉粒体と単一粒子の運動(第5章5-1〜5-3)
第15週 授業のまとめ
教科書及び教材
化学工学会編,「基礎化学工学」,培風館(\2,940) …この教科書は3年前期の「拡散単位操作」でも使用する。
また、授業中に補助資料として適宜プリントを配布する。
参考書
江口弥,「化学工学量論 第2版」,化学同人  [化学工学量論の教科書]
大竹真一,「《基礎固め》数学」,化学同人  [化学数学演習の教科書]
化学工学会,「化学工学便覧」,丸善      (図書館所蔵)
亀井三郎,「化学機械の理論と計算」,産業図書 (図書館所蔵)
化学工学会,「化学工学辞典」,丸善      (図書館所蔵)
成績評価方法
・講義中に行う出席確認で60%以上出席したものを成績評価対象とする(確認頻度は1週1回とは限らない)。
・成績は定期試験のみで評価し、60点以上を合格とする。
・再試験は1回のみ行ない、受験資格は出席確認で60%以上出席したものとする。
・再試験の問題は定期試験問題と同等の難易度とする。
・再試験受験者の成績は、定期試験の成績と再試験の成績の平均値(小数第1位切捨)とし、60点以上を合格とする。なお、最高点は80点とする。
・再試験でも不合格となった者は翌年以降、再履修とする。
履修条件等
・原則として応用化学科2年生とする。
・最初の授業に教科書を持参すること。
・部活・サークル活動等の公的理由,急病,身内の不幸等で講義に出席できない場合、あらかじめ教員に連絡するとともに、教務課に欠席届を必ず提出し、後日担当教員に当日の欠席理由を証明する印刷物(例:大会参加者リスト,診断書,ハガキ等)を提示すること。連絡,欠席届の提出,証明物の提示,のいずれが欠けても通常の欠席として扱う。
・応用化学科3年生の再履修を優先し、以降座席に余裕があれば応用化学科4年生の再履修,他学科履修を認める。
・「化学数学演習」,「解析I」,「解析II」,「物理学A」を履修していることが望ましい。また、高等学校で学習した数学,物理,化学について復習しておくと本講義を理解しやすい。
教官からのメッセージ
化学工学量論とともに、今後学ぶ化学工学系科目の導入となる講義です。化学工学系科目は製造業に就職した場合不可欠な知識となりますのでしっかり勉強して下さい。
その他