科目概要

対象年度
2005
教育課程名
昼間コース 主専門教育課程 学科別科目
授業科目名
表界面科学
Subject Name
Surface and Interface Science
単位数
2
必修・選択の別
選択
対象学科・学年
材料物性工学科 3年
開講時期
後期
授業方法
講義
担当教官
佐藤忠夫(SATOU,Tadao)(材料物性工学科・材料プロセス工学講座)


教官室番号
K-504
連絡先(Tel)
0143-46-5631
連絡先(E-Mail)
sato@mmm.muroran-it.ac.jp


シラバス

授業のねらい
表面や界面は2つの相が互いに接する境界であり、元の相とは物理的・化学的に構造が異なる特異な領域である。表面・界面の科学は物理学、化学、生物学等のいろいろな基礎学問領域にまたがっており、工学のいろいろな分野に広がりを持っている。機能性材料、バイオテクノロジー、クリーン環境などは、いずれも表面・界面と密接に関係している。本授業では表界面現象の理解、表界面の制御と機能性材料への応用についての知識を習得する。
授業の目標
1.代表的な表面現象や界面現象が理解できる。
2.表界面物性とその機能の知識を得る。
 
授業計画
1.表面とは 表面構造
2.吸着・脱着
3.結晶成長
4.固液界面
5.表面・界面の作製
6.表面分析法
7.触媒材料
8.トライポロジー材料
9.コロイド材料
教科書及び教材
配付プリント。アトキンス「物理化学(下)」28章。
参考書
近澤・田嶋共著「界面化学」丸善定価(3000円+税)(図書館に所蔵あり)  鈴木・近藤共著「界面現象の科学」三共出版定価(2800 円+税) (図書館に所蔵あり) 
成績評価方法
定期試験のみで評価する。5回欠席で受験資格を失います。不合格の人は再履修すること。
履修条件等
教官からのメッセージ
その他