授業のねらい |
2年次開講の材料物性基礎実験をベースに、さらに専門的な各種試験法や物性評価に関する手法を学ぶ。自ら材料を手に取り、自ら得たデータを基に考察を重ねることによって、材料との対話が生まれる。 |
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授業の目標 |
・各テーマの実験原理を理解する。 ・各テーマで取り扱う物質(物性)を理解する。 ・実験結果を解析し、図や表に整理できる。 ・自分の実験結果を説明でき、文章で記述できる。 ・実験結果を考察できる。 |
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授業計画 |
およそ10名が1つのグループとなり、以下から5テーマの課題と取り組む。 (材料物性実験A,Bを通じて11テーマの課題と取り組む) 1.光学実験 2.熱・電気物性実験 3.誘電体物性実験 4.低温・磁性物性実験 5.X線回折実験 6.金属材料の組織と機械的性質 7.繊維強化型複合材料の作製 8.工業材料中の鉄の定量と評価 9.無機材料試験 10.金属の溶解・鋳造実験 11.生体分子科学実験 |
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教科書及び教材 |
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参考書 |
(1)東京工業大学工学部編「材料科学実験」内田老鶴圃(1988) (2)飯田修一他編「物理測定技術」全七巻、朝倉書店(1967) (3)日本化学学会編「新実験化学講座」基礎技術1〜6(1976) (4)素形材センター編「素形材の組織」日刊工業(1988) (5)砂田久吉著「演習・材料試入門」大河出版(1987) (6)砂田久吉著「演習・材料強度学入門」大河出版(1990) なお、以上のほかに材料物性工学科図書室にも便覧やHandbook類が揃っている |
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成績評価方法 |
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履修条件等 |
全実験の出席とレポート提出が単位取得の必須条件である。 |
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教員からのメッセージ |
それぞれの実験において連絡事項があるので、事前に材料物性工学科棟の掲示板を見ておくこと。 |
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その他 |
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