授業のねらい |
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授業の目標 |
自然界に存在する資源を有効に活用し、豊かな人間社会を構築するためには、これらの資源を経済的に安価な回収プロセス技術によって有用な物質・素材に変換する必要がある。これらの物質・素材の基本は周期表に見られるように、100数種の元素から構成され、それらの3/4はの元素が金属材料であり、各種製品の基礎素材に利用されている。このように社会に有用な金属材料を製造するためには、拡散過程を含む化学反応による鉱石の製錬・精製プロセスが必要不可欠の単位操作となる。 @そこで、本講義では、各種金属を製造・精製する場合に重要とされる製錬プロセスの基本概念と各種金属の製造技術について理解することを目的とする。 |
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授業計画 |
第1週から第3週までは「金属製錬反応に関する高温化学熱力学の基礎概念と原料鉱石の予備処理プロセスの単位操作」について紹介し、第4週から第7週までは「高温化学反応を利用した乾式製錬・精製プロセス」、第8週から第11週までは「水溶液反応を利用した湿式製錬・精製プロセス」および第12週から第15週では「電気エネルギーを利用した電解製錬・精製プロセス」について講義する。 講義項目は下記の通りである。 O金属製錬・精製の一般的概説、製錬反応と化学熱力学の関係 O原料鉱石の予備処理プロセス O溶融製錬の化学 O乾式製錬・精製プロセス(Pyrometallurgy Processing) O湿式製錬の化学 O湿式製錬・精製プロセス(Hydrometallurgy Processing) O電解製錬の化学 O電解製錬・精製プロセス(Electrometallurgy Processing O各種金属(Al, Cu, Si, Ti, Fe)の製造技術 |
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教科書及び教材 |
教科書:阿座上武四、粟倉泰弘「金属製錬工学」 (日本本金属学会 金属化学入門シリーズ3) |
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参考書 |
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成績評価方法 |
成績は出席状況、学期末の定期試験結果などから総合して評価する。 |
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履修条件等 |
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教員からのメッセージ |
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その他 |
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