授業のねらい |
IC等の電子部品や航空機部品にいたるまで、実に多くのところで、材料は多層膜化したり複合化して使用されている。このような材料内部には巨視的・微視的界面が存在する。界面とは二つの相が互いに接しているところをいうが、元の相とは物理的・化学的に構造の異なる特殊な領域であり、この界面を通して、各相間の相互作用が行われる。したがって、界面の制御のあり方が、その後の材料特性なり機能性を左右することになる。ここでは界面の制御の考え方と方法を具体適例をあげながら講義を進める。 |
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授業の目標 |
材料工学における界面の重要さを認識し、受講者自らそれに関係する課題を掘り出し、探求する能力を養う。 |
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授業計画 |
1. 表面の構造 2. 界面状態解析 3. 界面反応 4. 接着・接合 5. 複合材料における界面効果 6. ULSIプロセス技術と表面・界面反応制御 |
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教科書及び教材 |
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参考書 |
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成績評価方法 |
期末試験または自提言課題により行う。 出席率70%以上の受講者が評価の対象となる。 |
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履修条件等 |
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教官からのメッセージ |
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その他 |
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