科目概要

対象年度
2005
教育課程名
昼間コース 主専門教育課程 学科別科目
授業科目名
高分子材料学
Subject Name
Polymeric Materials
単位数
2
必修・選択の別
選択
対象学科・学年
材料物性工学科 3年
開講時期
後期
授業方法
講義
担当教員
佐々木 眞(SASAKI, Makoto)(材料物性工学科・材料設計工学講座)
教員室番号
Y−601
連絡先(Tel)
0143-46-5655
連絡先(E-Mail)
sasaki@mmm.muroran-it.ac.jp


シラバス

授業のねらい
 有機化学の基礎の上に立って,高分子材料の特徴,設計・合成法,高分子材料の応用例を幅広く学ぶ。
授業の目標
1.高分子の設計および合成法の基礎を理解する。
2.高分子材料の応用例を学ぶ。
授業計画
 1週目 高分子とは1(高分子の大きさ,分子量と物性,分類)
 2週目 高分子とは2(高分子の熱的・力学的性質,分子構造)
 3週目 天然高分子1(多糖類,天然ゴム,タンパク質)
 4週目 天然高分子2(核酸,微生物産生高分子)
 5週目 合成高分子の生成1(反応機構による分類)
 6週目 合成高分子の生成2(重縮合,重付加,付加重合)
 7週目 合成高分子の生成3(連鎖重合)
 8週目 高分子の反応(置換,環化,脱離,架橋,酸化,分解)
 9週目 機能性高分子1(イオン交換,分離,凝集)
10週目 機能性高分子2(高吸収性,触媒,固定化)
11週目 機能性高分子3(導電性,複合化)
12週目 機能性高分子4(光導電性,フォトレジスト)
13週目 機能性高分子5(コンタクトレンズ,手術用,人工血管)
14週目 高分子固体の構造と性質(解析法,分子量,形態,性質)
     (後期定期試験)
15週目 後期定期試験解答
教科書及び教材
大澤善次郎著「入門 高分子科学」裳華房 2,835円
授業に使用する資料は適宜配布する。
参考書
1.堂山昌男,山本良一編,材料テクノロジー16「ポリマー材料」東京大学出版会
2.高分子学会編「高分子科学の基礎」東京化学同人
成績評価方法
60点以上を合格とする。その成績は,定期試験70%, レポート30%の割合で評価する。
履修条件等
特になし
教員からのメッセージ
前期開講の「有機化学」を履修していることが望ましい。レポートを多数回課す予定である。提出締切日を守ること。
その他