授業のねらい |
この授業では主として鉄鋼材料について講義を行う.鉄鋼材料のミクロ組織−熱処理−材料特性の関係を修得し,鉄鋼材料の特性と用途について理解することを目的とする. |
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授業の目標 |
1.金属材料・鉄鋼材料に関する基本的な用語を理解し,使用することができる. 2.炭素鋼・特殊鋼のミクロ組織−熱処理−機械的性質の関係を理解できる.
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授業計画 |
1,2週目 金属材料の基礎 3週目 炭素鋼の基礎 4週目 鋼塊・鋼材、鋼の塑性加工 5,6週目 炭素鋼の熱処理と実用炭素鋼 7週目 鋼の表面処理 8週目 特殊鋼の基礎 9週目 特殊鋼の炭化物と熱処理 10,11週目 低合金特殊鋼 12,13週目 高合金特殊鋼 14週目 磁性材料 15週目 鋳鉄
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教科書及び教材 |
矢島悦次郎他共著「第2版 若い技術者のための機械・金属材料」丸善定価(2900円+税) |
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参考書 |
W.D.キャリスター著、入戸野修監訳「材料の科学と工学1 材料の微細構造」培風館(2500円+税) 谷野・鈴木共著「鉄鋼材料の科学」内田老鶴圃(3800円+税) 杉本・長村・牧他共著「材料組織学」朝倉書店(2900円+税)(図書館に所蔵あり) 高橋・浅田・湯川共著「金属材料学 第3版」森北出版(2835円+税)(図書館に所蔵あり) |
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成績評価方法 |
定期試験で60点以上を合格とする.受験資格は,出席率60% 以上の者とする.不合格者にはレポートを課した後に一度だけ再試験を実施し,60点以上を合格とする.再試験に不合格の場合には再履修すること. |
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履修条件等 |
結晶構造学,材料科学A,材料科学B の内容を理解していることが望ましい. |
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教員からのメッセージ |
覚える分量がかなり多いので,予習・復習をしないと授業に出席していても 理解できなくなります.学習の助けのためにレポートを課す予定ですので, 他人の解答を見るのではなく,自分で調べて解答すること. |
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その他 |
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