科目概要

対象年度
2005
教育課程名
昼間コース 主専門教育課程 学科別科目
授業科目名
材料力学
Subject Name
Strength of Materials
単位数
2
必修・選択の別
選択
対象学科・学年
材料物性工学科 2年
開講時期
後期
授業方法
講義
担当教員
後藤龍彦(GOTO,Tatsuhiko)(材料物性工学科・材料設計工学講座)
教員室番号
K-304
連絡先(Tel)
0134-46-5650
連絡先(E-Mail)
goto@mmm.muroran-it.ac.jp


シラバス

授業のねらい
固体の力学で学んだことを比較的簡単な構造要素に適用し、材料に外部から力(集中荷重、分布荷重)やモーメント(ねじり、曲げ)が負荷された場合、材料内部にどのような応力やひずみが発生し、それが材料の破壊といかに結びつくかを理解させ、より実技的観点から材料の力学的設計に対する考えを把握させる。
授業の目標
1.国際単位と工学単位を使いこなすことができる。 
2.応力やひずみ、弾性係数等の基本的な定義を理解し、使用できる。 
3.はりのせん断力図と曲げモーメント図を描くことがっできる。 
4.はりの曲げ応力とたわみ曲線を求めることができる。 
5.応力と破壊に対する考え方を理解できる。 
6.フックの法則の意味を理解し、座標変換ができる。
授業計画
第1週  国際単位と工学単位 
第2週  応力とひずみ 
第3週  弾性係数(ポアソン比、ヤング率、剛性率等) 
第4週  ラーメン構造とトラス構造 
第5週  ねじりモーメントとせん断応力 
第6週  片持ちはりのせん断力図と曲げモーメント図(1) 
第7週  片持ちはりのせん断力図と曲げモーメント図(2) 
第8週  単純はりのせん断力図と曲げモーメント図(1) 
第9週  単純はりのせん断力図と曲げモーメント図(2) 
第10週 曲げ応力(片持ちはり) 
第11週 曲げ応力(単純はり) 
第12週 たわみ角とたわみ曲線(片持ちはり) 
第13週 たわみ角とたわみ曲線(単純はり) 
第14週 一般化したフックの法則 
第15週 応力の座標変換 
教科書及び教材
授業中に配布するプリントに沿って行う。
参考書
中山秀太郎編著「材料力学入門」大河出版
成績評価方法
定期試験(80%)と授業中の小テスト(20%)を総合して評価する。
履修条件等
教員からのメッセージ
固体の力学を履修し、弾性体についての基礎知識を有しておくこと。 
授業の理解度を高めるため、毎回小テストをおこなう。
その他