授業のねらい |
力を受けた固体の変形についての物理的基礎を学び、応力と歪みの関係、弾性エネルギー、降伏条件など変形機構の要素を理解する。 |
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授業の目標 |
1.応力や歪みなどの固体の力学に関する基礎的用語を理解し、使用することができる。 2.固体に外力が作用して生じる応力―歪み状態を理解し、力学的問題を解析的に取り扱うことが出来る。 3.外力と固体の変形の関係を理解し、材料強度学などより高度な授業のための知識を得ることが出来る。
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授業計画 |
第1週 応力と歪み、弾性構成方程式。 第2週 2次元・任意の面での応力。2次元・モール円。 第3週 ヤング率、剛性率、ポアソン比。シュミット因子。 第4週 基底ベクトルの変換。 第5週 ベクトルの直交変換。 第6週 応力の直交変換。 第7週 3次元・主応力、応力不変量。 第8週 3次元・モール円。 第9週 静圧、平均直応力、体積弾性率。偏差応力。 第10週 歪みエネルギー。 第11週 降伏。トレスカの条件。ミゼスの条件。 第12週 平衡方程式。釣り合いの条件。 第13週 変位と歪みの関係。 第14週 適合条件。 第15週 平面応力、平面歪み。
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教科書及び教材 |
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参考書 |
渥美 光著、機械工学大系5「固体力学概論」コロナ社 定価(5000円+税) |
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成績評価方法 |
60点以上を合格とする。定期試験とレポート(随時)を総合して評価する(定期試験60%、レポート40%の割合で評価)。不合格者には一度だけ再試験を実施し、60点以上を合格とする。再試験に不合格の場合には再履修すること。 |
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履修条件等 |
ベクトルや三角関数などの演算について充分な数学的基礎を有していることが必要である。 |
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教員からのメッセージ |
プリントは、図・式を主体とし簡単な説明を加えたものである。充分な理解のためには授業に出席し、説明をよく聞くことが必要である。 |
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その他 |
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