授業のねらい |
物質は,その外形の示す対称性や物質内部の原子配列からいくつかの結晶構造に分類され,また物質の示す巨視的性質は結晶構造と密接な関係がある.本授業では結晶構造についての入門的な講義を行い,結晶構造の分類・表記法,結晶構造の解析方法,および結晶構造と物理的性質との関連についての基礎的な知識の修得を目的とする. |
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授業の目標 |
1.結晶に関する基本的な用語を理解し,対称性や格子面の表記を正しく使用することができる. 2.簡単な結晶構造をとる物質の原子配列を理解できる. 3.結晶構造と物理的性質の関係を考察できる. 4.結晶構造解析の原理を理解できる. |
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授業計画 |
1〜3週目 結晶の対称性,対称操作の分類および表記法,結晶系 4〜6週目 空間格子の定義,格子面とミラー指数,ブラベ−格子 7〜9週目 原子間の結合力,結晶構造の例 10週目 結晶の対称性と物理的性質の関係 11〜13週目 結晶の構造解析 14週目 物理的手法による元素分析法 15週目 非晶質および液晶 |
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教科書及び教材 |
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参考書 |
P.J.Brown,J.B.Forsyth(岩崎博訳)「結晶構造」(図書館に所蔵あり) 島田 章 「結晶構造」(図書館に所蔵あり) G.Burns(寺内・中村訳)「結晶としての固体」(図書館に所蔵あり) |
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成績評価方法 |
定期試験で60点以上を合格とする.受験資格は,出席率60% 以上かつレポート提出率60% 以上の者とする. |
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履修条件等 |
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教官からのメッセージ |
講義内容は難解なものではありませんが,材料学の基礎となる内容ですので,きちんと理解して下さい.翌週講義する部分を宿題として出し,予習復習の手助けとすることを考えています. |
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その他 |
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