授業のねらい |
大学を卒業した後、ほとんどの学生は何らかの職に就き、その多くは専門に近い分野で活躍する。この実習では材料物性工学科の講義、演習、実験に関連する工場を見学することによって自らの専門に関する認識を深め、職業観と将来像を描くための一助となることを期待して開講する。 |
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授業の目標 |
1 産業現場の見学を通して、講義、演習や実験で習得してきた内容が実社会でどのように用いられているかを体得し、今後の講義等に現実感をもって取り組めるようにする。 2 技術者などとの交流を通して、働くことの意味と技術者の役割を認識する。 3 複数企業の見学を通して、それぞれの特徴を比較し自分の将来設計に役立てる。 |
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授業計画 |
1泊2日程度の日程で、北海道内外の官公立、民間企業数ヶ所を見学する。見学先については適宜連絡する。 1 事前準備:あらかじめ配布する見学先資料などから、各工場における見学のポイントを設定し、質問等ができるようにすること。 2 見学:ただ見るだけではなく、積極的に参加して自分の知恵をのばすこと。 3 見学に関する討論:一日目の宿泊先にて行う。 |
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教科書及び教材 |
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参考書 |
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成績評価方法 |
出席要件:工場見学の全日程に参加すること。 評価方法:出発前に課題を与えるので、見学を通して情報を収集して解答を提出すること。60点以上の答案を提出した場合に合格とする。 追試験・再試験:性格上実施は不可能であり、不合格の場合には再履修となる。 |
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履修条件等 |
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教員からのメッセージ |
いま自分が学んでいることの意味、将来仕事をもって働くことの意味、工業というものはどのようなものなのか、などについて自分自身あるいはグループでの討論を通じて体得するチャンスです。積極的に参加して欲しいと思います。 見学先等の詳細は、おって連絡します。ピロティーの電子掲示板を見落とさないように。 |
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その他 |
単位が設定されている科目であり、単なる物見遊山ではありません。見学のルールを守り課題を果たすことが求められます。 |
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