科目概要

対象年度
2005
教育課程名
夜間コース 主専門教育課程 学科別科目
授業科目名
電子回路I
Subject Name
Electronic Circuit I
単位数
2
必修・選択の別
必修
対象学科・学年
電気電子工学科 2年
開講時期
後期
授業方法
講義と演習
担当教官
安達 洋
教官室番号
D307-2
連絡先(Tel)
0143-46-5543
連絡先(E-Mail)
hadachi@mmm.muroran-it.ac.jp


シラバス

授業のねらい
コンピュータを始め、携帯電話でもテレビでも、身の回りにある多くのものが電子回路で構成されています。電子回路学は、電気電子工学科で学ぶものの中でも基本的な中心科目です。電子回路の基本的な構成要素であるトランジスタとダイオードについて基本特性を理解するとともに、回路解析に必要な種々の概念について学ぶ。
授業の目標
1.回路解析に必要な種々の概念、たとえば電流源や電圧源、重畳の定理やテブナンの定理など理解する。
2.ダイオード、トランジスタ、FETの基本動作と基本パラメータの意味を理解する。
3.トランジスタおよびFETの直流バイアス回路の意味を理解する。
授業計画
1.電子回路で使う回路の基礎知識の復習(3週)
2.半導体の基本概念(1週)
3.pn接合ダイオードの基本動作(2週)
4.トランジスタの基本動作(2週)
5.トランジスタバイアスとは(1週)
6.トランジスタの小信号交流増幅回路(2週)
7.FETの種類と基本動作(1週)
8.FETの等価回路(1週)
9.小信号高周波増幅回路と周波数特性(2週分)
教科書及び教材
教科書:
藤井信生著,アナログ電子回路−集積回路化時代の−,昭晃堂
参考書
講義のときに紹介します。
成績評価方法
理解を確認するための演習を行います。単位に認定は期末試験の成績で評価し60点以上を合格とします。再試験は実施しない。 単位認定者の成績には演習の成績を加味します。
履修条件等
特にありません。
教官からのメッセージ
その他
この授業は情報工学科夜間主2年次の学生と合同で行います。