授業のねらい |
コンピュータを始め、携帯電話でもテレビでも、身の回りにある多くのものが電子回路で構成されています。電子回路学は、電気電子工学科で学ぶものの中でも基本的な中心科目です。電子回路の基本的な構成要素であるトランジスタとダイオードについて基本特性を理解するとともに、回路解析に必要な種々の概念について学ぶ。 |
|
授業の目標 |
1.回路解析に必要な種々の概念、たとえば電流源や電圧源、重畳の定理やテブナンの定理など理解する。 2.ダイオード、トランジスタ、FETの基本動作と基本パラメータの意味を理解する。 3.トランジスタおよびFETの直流バイアス回路の意味を理解する。 |
|
授業計画 |
1.電子回路で使う回路の基礎知識の復習(3週) 2.半導体の基本概念(1週) 3.pn接合ダイオードの基本動作(2週) 4.トランジスタの基本動作(2週) 5.トランジスタバイアスとは(1週) 6.トランジスタの小信号交流増幅回路(2週) 7.FETの種類と基本動作(1週) 8.FETの等価回路(1週) 9.小信号高周波増幅回路と周波数特性(2週分) |
|
教科書及び教材 |
教科書: 藤井信生著,アナログ電子回路−集積回路化時代の−,昭晃堂 |
|
参考書 |
|
成績評価方法 |
理解を確認するための演習を行います。単位に認定は期末試験の成績で評価し60点以上を合格とします。再試験は実施しない。 単位認定者の成績には演習の成績を加味します。 |
|
履修条件等 |
|
教官からのメッセージ |
|
その他 |
この授業は情報工学科夜間主2年次の学生と合同で行います。 |
|