授業のねらい |
音声・画像などのアナログ(連続)情報の伝送から、それらをディジタル(離散)化したデータ伝送、マルチメディア形情報通信ネットワークまでの通信システムの基礎と原理について学ぶ。 |
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授業の目標 |
通信工学を大きく分けると、アナログ通信とディジタル通信に分類される。その中で、アナログ通信の基礎を理解し、通信工学全体を展望できるようにする。ディジタル通信の基本についても触れる。 |
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授業計画 |
1.通信システムの概要 (通信の歩み、通信システム、変調・復調とは) 2.信号とスペクトル (周期信号とフーリエ級数、フーリエ変換、周波数領域解析) 3.信号の伝送 (線形システムの応答、信号の伝送歪み、信号の減衰) 4.線形変調通信方式 (帯域通過信号、振幅変調、両側波帯と短側波帯、復調) 5.角度変調通信方式 (周波数変調と位相変調、周波数スペクトル、多重化) 6. アナログ信号のディジタル化 (パルス振幅変調、標本化定理、パルス符号変調(PCM)) |
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教科書及び教材 |
福田 明著「基礎通信工学」森北出版(1999年)2,800円+税 |
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参考書 |
山下不二雄著「通信工学概論」森北出版(1993年)2,163円 植松友彦著「よくわかる通信工学」オーム社(1995年)2,575円 |
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成績評価方法 |
定期試験を主体(80%)に、レポート、小テスト(中間テスト)を加味して(20%)、総合的に評価する(試験では自筆ノート、返却レポートの持込みを許可する)。再試験は原則として行わない。 注意1.定期試験では原理的な事柄及びその応用に対する理解度を評価する。説明問題と計算問題をおおよそ同程度の割合含む。 注意2.計算問題は電卓が必要となるので必ず持ってくること。 |
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履修条件等 |
確率論(確率と統計)を勉強していることが望ましい。出欠は毎回とる。レポート提出あり。 |
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教員からのメッセージ |
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その他 |
「電気電子工学科の学習目標」との関連(◎:密接に関与、○:付随的に関与) ◎B.電気電子工学分野の技術の基礎となる知識を習得する ○C.習得した知識を種々の問題に適用し、その結果を検討・評価する能力を修得する |
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