授業のねらい |
電気電子系技術者として、測定しようとする物理量が正確に測定でき、得られた測定値を正しく評価できることが必須である。そのために、測定器の基本的な動作原理とそれらの使用法について学ぶ |
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授業の目標 |
1.測定の基本概念を理解する 2.様々な電気磁気現象の測定法について、基本的な考え方を身につける 3.学生実験や卒業研究などに必要となる、常識的な知識と技術をマスターする |
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授業計画 |
1週目 計測の基礎(直接・間接測定、偏位・零位法) 2週目 計測の基礎(誤差、統計処理) 3週目 単位と標準(SI単位系、組立単位) 4週目 単位と標準(計測標準、量子電気標準) 5週目 直流電圧・電流・電力の測定(アナログ・ディジタル指示計器、A-D変換器) 6週目 直流電圧・電流・電力の測定(計器の内部抵抗、電流・電位差・電力測定) 7週目 抵抗の測定(抵抗器、電圧電流計法、オーム計) 8週目 交流電圧・電流・電力の測定(実効値、交流電力) 9週目 交流電圧・電流・電力の測定(交流測定計器) 10週目 インピーダンスの測定(インピーダンスと交流ブリッジ) 11週目 インピーダンスの測定(Qメータ、LCRメータ) 12週目 波形計測・周波数の測定(オシロスコープ、周波数カウンタ) 13週目 磁気に関する測定(静磁界と磁束測定、磁気材料の磁化曲線測定) 14週目 電磁界の測定(電界強度、磁界強度) 15週目 光計測(レーザパワー、波長・周波数測定)
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教科書及び教材 |
岩ア俊著「電磁気計測(電子情報通信レクチャーシリーズB-13)」コロナ社(電子情報通信学会編)(ISBN4-339-01828-7) \2900 |
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参考書 |
大浦宣徳・関根松夫著「電気・電子計測」昭晃堂(ISBN4-7856-1165-0) \2700 阿部武雄・村山実著「電気・電子計測」森北出版(ISBN4-627-70541-7) \2200 その他、似た書名をもつ本ならば、全て参考になると思います。 |
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成績評価方法 |
60点以上を合格とする。その成績は、定期試験週間に行う期末試験(60%)と、その他のテスト(又はレポート)(40%)により評価する。 |
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履修条件等 |
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教官からのメッセージ |
計測工学は、必死に暗記するような性質の学問ではありません。しかし、電気電子出身者としては、知っていなければ恥ずかしい知識の宝庫でもあります。あせらず、しかし確実に! |
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その他 |
この科目は、当学科の学習目標のうち、 B「電気電子工学分野の技術の基礎となる知識を習得する」 に主体的に関連する。 |
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