科目概要

対象年度
2005
教育課程名
昼間コース 主専門教育課程 学科別科目
授業科目名
計算機基礎
Subject Name
Basic Computing Course
単位数
2(1)
必修・選択の別
必修
対象学科・学年
電気電子工学科 1年
開講時期
前期
授業方法
講義および演習:2クラスに分けて実施する
担当教員
鏡愼(KAGAMI, Shin)(電気電子工学科・電子システム工学講座)
宮永滋己(MIYANAGA, Shigeki)(電気電子工学科・電子システム工学講座)
棚田一郎(TANADA, Ichiro)(電気電子工学科・電子システム工学講座)
佐藤信也(SATO, Shinya)(電気電子工学科・電子システム工学講座)
教員室番号
F-109(鏡),Y-201(宮永),A-241(棚田),A-245(佐藤)
連絡先(Tel)
0143-46-5524(鏡),0143-46-5530(宮永)
0143-46-5532(棚田),0143-46-5531(佐藤)
連絡先(E-Mail)
kagami@mmm.muroran-it.ac.jp(鏡)
miyanaga@mmm.muroran-it.ac.jp(宮永)
tanada@mmm.muroran-it.ac.jp(棚田)
ssato@mmm.muroran-it.ac.jp(佐藤)


シラバス

授業のねらい
 コンピュータに初めて触れる学生が、今後の学習・研究における各種の書類作成や数値計算のためにコンピュータを道具として活用できるように、コンピュータの基本操作や基本的な構造・機能などを初歩から学習する。また、「プログラミングI,II」の受講に必要となるプログラミング用言語(C言語)の基礎を修得する。
授業の目標
1.コンピュータの起動・停止ができ、文字入力、ファイル操作などの基本操作ができる。
2.ネットワークの利用マナーを身に付けた上で、e-mailの送受信、WWWによる情報収集ができる。
3.ワープロ、表計算ソフトを利用してレポート等が作成できる。
4.パワーポイントなどを用いてプレゼンテーション用の資料が作成できる。
5.コンピュータの基本構造(OSとアプリケーションソフト)と基本動作(GUIとCUI)の存在を知る。
6.C言語の基礎を理解し、C言語を使用して簡単なプログラミングができる。
授業計画
【授業計画】
第1週 ◆コンピュータの起動・停止 ◆Login,パスワードの管理 ◆簡単なテキストの作成
第2週 ◆履修登録 ◆ネットワークの利用マナー ◆Webブラウザーの使い方
第3週 ◆電子メールソフトの設定 ◆電子メール、添付ファイルの送受信
第4週〜5週 ◆ワープロによる文書作成
第6週〜7週 ◆作表ソフトによる表計算、グラフ作成 
第8週〜9週 ◆プレゼンテーション用ソフトによるスライドの作成、図形の作図
第10週 ◆コンピュータの基本構成の理解 ◆OSとアプリケーションソフト ◆GUIとCUI ◆Linuxの起動・Login・シャットダウン ◆ディレクトリ操作 
第11週〜12週 ◆ディレクトリ操作 ◆ファイル操作 ◆エディタによるテキスト作成 ◆C言語ソースファイルの作成
第13週〜15週 ◆プログラム言語と基本動作 ◆Cコンパイラの起動と実行 ◆C言語によるプログラミングの基礎
教科書及び教材
柴田望洋著「新版明解C言語:入門編」ソフトバンクパブリッシング
参考書
 1.林晴比古著「改訂新C言語入門 ビギナー編−C言語実用マスターシリーズ1−」ソフトバンクパブリッシング
 2.B. W. カーニハン、D. M. リッチー著(石田晴久訳)「プログラミング言語C 第2版」共立出版
成績評価方法
 4回以上欠席(大学への正式な欠席届があるものを除く)すると自動的に不合格とし、再履修となる。
 計算機演習時の課題を全て提出した学生に限り、その結果を評価する。評価点の満点は全回出席で100点、欠席(大学への正式な欠席届があるものを除く)1回毎に満点を5点減点とする(3回欠席で85点満点)。
 評価点が60点以上を合格とし、不合格の場合は再履修とする。
履修条件等
教員からのメッセージ
その他
◆この科目の電気電子工学科の学習目標A〜Hとの関連
(1)主体的に関与する学習目標
  B:電気電子工学分野の技術の基礎となる知識を習得する

◆この科目の電気電子工学科開講科目との関連
(1)1年次後期開講のプログラミングI、2年次前期開講のプログラミングIIはこの講義で学習したLinuxのディレクトリ、ファイル操作、Cプログラミングの基礎を前提に開講される。
(2)2年次前期開講のプレゼンテーション技法では、この講義で学習したプレゼンテーションソフトを利用して発表用資料を作成する。